お久しぶりです。じんならです。公務員試験が終わり、緩みまくってほぼ何もしていませんでした...。

 数か月ぶりに教養の問題を解いてみたところ、手も足も出なかったです。勉強ってコツコツ続けていかないと力がつかないくせに、ちょっと放置しているとすぐ低下してしまうので、一生付き合っていかなければいけないものだと実感できますね。

 そんな怠惰な私ですが、浪人期から勉強をしなければならない環境に身を置かれてきたので、初めての何もしなくていい期間にこのまま怠惰人間になるのはもったいないと思い、資格を頑張って取ることにしました。簿記2級とドイツ語検定3級を目指してみようと思います。もちろん迫りくる卒論と学芸員資格の取得と平行なので全部は無理だと思いますが...。欲張ってみます。

 

 そんなことより今回は区分紹介ですね!

 前回の政治国際区分と教養区分の続きで今回は法律区分の紹介をしていこうと思います。

 政治・国際区分についてはこちらから

 

 

 

 今回の区分紹介は、じんならが受けていない区分ですので、友達から聞いた情報や自分の偏見が入ります。ご了承ください。

 

③法律区分

 でました王道区分。

 私の知り合いも多くはこの法律区分でした。自分は民法がしんどすぎるので真っ先に候補から外しました。

 

 一次試験は 

 ①択一

 ~必修~

 憲法 7題

 行政法 12題

 民法 12題

 

 ~選択(ここから9題選択)~

 商法 3題

 刑法 3題

 労働法 3題

 国際法 3題

 経済理論 3題

 財政学 3題

 

 ②記述

 3題選択

 憲法、行政法、民法、国際法、公共政策2題(公共政策は1題のみ選択可能)

 

って感じです。民法と行政法の割合がとにかく多い!ここからメリットデメリット書いていきます。

 

メリット

①他の公務員試験に対応できる

 よほどの変態以外は国家総合職の試験以外にも、国家一般職や地方上級などの試験を受けると思います。その時民法と行政法のウェイトはとにかく大きいので、ある程度対応可能だと思います!政治・国際区分の私は民法を一切触れてこなかったので、地方上級の試験の際にはあまりにも理解できなかったので笑いながら適当な番号をマークしました。

 

②参考書が数多くある

 民法・行政法・憲法の参考書はめちゃくちゃ多いです。本屋の公務員試験コーナーで基本から応用まで数多く参考書が存在しており、幅を利かせています。なので自分に合った参考書がどれなのかをじっくり吟味することができます。

 

③予備校が豊富

 伊藤塾、TAC、LECは勿論、他の公務員試験予備校でも法律区分コースは必ずといっていいほどあります。政治・国際区分はTACくらいしかないのでそれと比べたらかなり豊富です。予備校が培ってきた法律区分に関するノウハウもかなりあるので、心強い味方になってくれるでしょう。

 

④友達もいっぱいいる

 これ、大事。切磋琢磨して勉強しあえる友達が多いほど燃えてきます。ぼっちで政治・国際区分をシコシコ解いていた私にとってはうらやましい限りです。

 

デメリット

①ガチ勢が非常に多い

 司法試験にも通じるところがあるので、法律で武装した司法試験戦士が小手調べに受けに来ているとかいないとか...。他にも法学部の洗練されたガチ勢が受けに来て上位のレベルが高くなっています。なので上位合格を目指すなら他の区分がいいかもしれません...。

 

②腕試し受験者も多いので倍率が高くなりがち

 他の公務員試験が第一志望だけど受けに来ているライト層は、法律区分を選択しがちです。彼らが本番の覚醒で点数をかっさらって一次試験を突破することがよくあります。そのあおりを食らって一次の壁を乗り越えられない悲劇も必然的に多く、涙をのんだ人を見てきました。倍率も政治・国際、経済に比べ高いので、ボーダーがハイレベルになってきます。

 

③苦手な科目があると命取りに...

 憲民行のどれかで苦手な科目があると、一時突破には大きなディスアドになってきます。苦手科目の存在が他の科目へのプレッシャーにつながり、点数が伸びないケースもあるとかないとか。

 

④独学にはきつい

 予備校が豊富にあり、ノウハウが数多くあるということはメリットで紹介しましたが、裏を返せば独学など何も情報を持っていないとかなり差をつけられることになります。特に法学部以外の人は、専門記述をなに書いていいのかわからなくなるといったこともあり得ます。政治・国際区分とは違い、非専攻&独学ではかなり厳しい戦いになるかと...。

 

 

 

こんな感じですかね。

 

なんだかんだ法律区分って一番響きがかっこいいですよね。この区分をえらぶ方は頑張ってください!

 

次回は密かに政治・国際区分の私が仲間だと思っている経済区分についてザックリ紹介していきます。

 

それでは