アレルギーとの戦い 原因編からの続き

 

そこで、まず小麦粉Aを封印しました。トースターやホームベーカリー内を

隅々まで清掃し、他の品種も含めすべての小麦粉を使わない生活を始めました。

日を追うごとに症状は改善し、痒いしぐさがなくなり、毛が生え始めます。

その生え方は本当に劇的です。抜けるときも激しかったですが、生え始めると

あっという間です。禿げて見えていた皮膚は産毛で覆われはじめます。

 

どれ位あっと言う間かというと、これくらいあっという間です。

 

1枚目 アレルギーでハゲている状態。

 

2枚目 小麦粉Aを封印して3日目。うっすら産毛が。

 

3枚目 小麦粉A封印して10日目。縞縞模様がはっきりわかるまで回復。

他の小麦粉でパンを焼き始めていますが症状は改善し、悪化はしません。

 

結果、小麦粉でアレルギー症状を発症していたのですが、これは特定の銘柄では

反応しないというか、小麦粉Aに使われている品種にアレルギー反応を

示していることもわかりましたので、アレルギーとは無縁と思われる品種を

使用して生活を始めました。

 

ちなみに、背中の毛、尻尾の毛は面白いくらいに生えそろいましたが、

腹部と臀部はまだ時々気にして舐めてしまうため薄いですが炎症は全くなくなりました。

 

小麦粉アレルギーというよりは、一部の小麦にアレルギー反応を示していたなんて、

こんな難しすぎるアレルゲン特定は始めてでした。現在は、北海道で生産された

ある銘柄には反応しないので、それを人間が食べていますが、

今までのように小麦が生活の中にあっても痒がったりはしなくなりました。

 

どうにかこうにかすべてのアレルゲンを特定できたことで

タルぼんはやっと痒い毎日から抜け出せました。

 

思いもよらぬことがアレルギーの原因だということがあるよ、獣医さんに

言われていましたが、こんなにピンポイントで小麦粉の中でも、

大丈夫な小麦粉とダメな小麦粉があって、アレルギーを発症する何て。

 

猫さんのアレルギーの原因は本当に様々です。そして、その原因を見つけてあげれば、

お腹と背中禿げも湿疹も治るし、洋服も着なくていいし、エリカラだって着けなくていい。

自由に走り回れるし、飛べるし、邪魔するものは何もなくなります。お薬だって

飲まなくていいし、気を付けていれば今まで通り好きなものも食べられます。自由です。

 

経験して思ったのは、アレルギーを発症している猫さんを見ているだけでも

本当に辛いということです。可愛いかわいい毛むくじゃらの姿から、痒いかゆいと

体中を舐め壊し、後足で掻き壊し、ぼろぼろの毛並みになっていく姿。

 

あれこれ悩んだりどうにもできない無力さで落ち込み、精神的に本当に

追い込まれ落ちていくような気持になることもありました。

 

原因さえ見つけられれば必ず治る。それだけを信じ続けた1年ちょっと。

もしかしたら、また何かでアレルギーを発症することがあるかもしれないけれど、

今度はすぐに見つけてあげたいと思っています。

 

アレルギーとの戦い 番外編へと続く

 

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