火と水の言葉(音)

火と水の言葉!


言葉は、
火と水の悲しみの音から始まった。

言葉は、
習ったり、教えられたり、与えられたりするものではなく、
悲しみの音を意志で押し上げた時に表れたもの。
死と生の音が意志で、言葉になる。

言葉は、
自分には一種類の声しかないように、
「かつてのわたし」と「わたし」、
双子同士でしか通じ合わない暗号、点。

言葉は、
外部に届けたり、
発したりすることではなく、
元々自分の内部にあった生の音が火になった時の痛みの記憶。


水は火が消えてしまわないかの心配(球の中の点)。
火は水が思い出せるかの確認(点の中の球)。


お、あ、う、え、い。


死の音と生の音の重なりの五角形。


かつてのわたし(カムナ)はわたし(アマナ)がわたし(アマナ)だとわかる?
わたし(アマナ)はかつてのわたし(カムナ)を覚えている?

双子にとって思い出すために何が必要?
それは今すぐ?
絶対に?

なぜ?
なぜ?
なぜ?

すべてを疑えている?間違えていない?
すでにかつて知っていたこと。
何も知る必要がなかったこと。

何のために?
何のために?
何のために?

それは本当に会えることに必要なの?
すでにかつて会っていた記憶。
何も探す必要がなかったこと。


わたしは、わたしの心(意志と感じ方)を確かめた?
だって、それは、かつてのわたし(カムナ)の心配であり、
かつてのわたし(カムナ)が知っていたわたし(アマナ)だから。


鏡の言葉・・・。

双子にとって、絶対に必要?
それは、今すぐ。
今すぐ、というよりも、今すぐより以前から。



水が火で押し上げられ、形が無いまま固められたもの・・水晶。
透明な記憶。