双子を殺してしまった神様は、
もう一組の双子を見つけて、
何とか△の関係を結んでみました。
そして、
人間という名前と、それぞれ男と女という
名前を名づけました。
それからというもの、
双子の2人は鏡と会話を失い、
全く違う心と、体の姿も変わっていき、
ケンカがたくさん起き、心も離れていきました。
神様は、
自分が宇宙を作ったと思ってもらうためには、
まずは、自分と女とが双子になればいいだろう、
と考えました。
でも、
嘘を疑われては困ると思った神様は、
女が私を見ることは許さない、
私だけが人間を見ることを許す、
というルールを作ってみました。
そこで何個かの図形を考えました。
ひし形12面体(神様)
立方8面体(女神になる女)
立方体(自分以外の男)
8面体(その他の女)
を用意しました。
4つ(上)視線:光、良い
4つ(下)の視線:闇、悪い
2つに世界を分けるために、
良い、悪いを作りました。
平均点より上なら光、下なら闇。
自分の体をポケットに入れることが出来なかったので、
もし、女の体を自分が作ったことにして、
この女から自分が産まれる事が出来れば・・・
この体も自分が作ったことになる。
そう考えました。
ただ、もう1つの問題がありました。
神様が地球にくる前から居た、
宇宙や自然を作った
2人の双子の天子が
とても邪魔になったのでした。
双子や鏡の事がばれなくても、
自然を見て誰かがそれを気づいてしまったら・・・
そこで、
良い(光) 神様、女神様、人間
悪い(闇) 宇宙、自然、地球と双子2人×2組の天子
と図形に当てはめることが出来たならば、
闇の双子も人間と同じように離れさせる事が出来る、
と考えました。
神様は人間に言いました。
「私たちは光。そして君たちは光の子。
早く闇の双子2人と自然を追い出してしまえ。
そうすればこの宇宙は新しいものになるぞ。」
女は嬉しくなって聞きました。
「そんなことが出来るのですか?」
男はワクワクして聞きました。
「私もそうすれば神様になれるのですか?」
人間達も手伝うことになってしまいました。
そして・・・
どちらかが滅ぶまで続く
原子や分子という心の中での
天子2人(自然宇宙)と、
神様、女神様(人間)との戦争が起きてしまいました。