母の病気のことで落ち着かない毎日を送っていて、心が荒みまくっていましたが、そんなわたしが何とかやっていけた理由が、編み物です。

 さすがに最近は暑いので、綿や麻の糸で編んでいます。サラッとした手触りの糸が心地良いです。今編んでるのは、純白の糸を使いました。

 これはハンドバッグになる予定です。まだがま口のついた内袋をつけてないので、何も入れられないですが…。

 せっかくなので、中の布やがま口もこだわろうかと思って探し始めたらきりがなくなり、目がすっごい疲れてしまった…。

 多分、あんまり何も入らない。ハンカチと小さいサイフくらいしか入らない。

 でも、この細々と綺麗な模様の世界に浸るのは、わたしには何よりの癒しになるんですよね…。

 わたしは特に、アイリッシュ・クロッシェと呼ばれるレースの技法が好きです。

 繊細で、花や植物を細かく編み込んだものが多くて、ちょっとした敷物からストールや小物、ドレスの装飾に使われているみたいです。

 しかし、あんまり実用的ではないからか、編み方の本が少ないのです。レース編みの本は何冊か持ってるけど…。

 母がそれらしき本を確か持っていた気がするんだけどなぁ。昔の方が、クラシカルで素敵なデザインのが載っていたんだよなぁ…。

 もう持ち手も編んでしまったので、早く内袋に取り掛かりたいのに、こだわり過ぎて進まないとは…。