MORRISの研究室 | 日本物怪観光のブログ

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スタンダードサイズの中でも特にお気に入りのクリアブラウンのMORRIS。
このMORRISのことを薬瓶MORRISなんて呼ぶそうです。

それは、まるで茶色い薬瓶のようだから。

このMORRISを飾るなら、やっぱり薬箱だろうと、仕事の合間に薬瓶MORRISの研究室を作っています。
ベースにしたのは家庭用の常備薬を入れていた古い救急箱。持ち運びできるように、箱の天板に持ち手をつけました。
この救急箱の引き出しを開けると…。
引き出しの中は小さな研究室になっているという設定。
ある日突然、頭にツノが生えてしまったネコのMORRISは、思い悩んで本でしらべたりします。
ここはそんなつのねこ・MORRISに与えられた小さなラボ。
薬瓶のようなMORRISということなので、これが1/1サイズなんだろうと考え、調度品はドールハウス用のミニチュアではなく、実際に使用できる小さいサイズの薬瓶などを集めました。
なので、観葉植物も小さいながら本物。最小サイズのビーカーにはエアプランツ「ティランジア・イオナンタ」を、ミニチュアサイズの鉢には多肉植物「ハオルチア」を植えました。ツノをイメージした植物です。

ミルや時計といった小物はフランス製のアンティークを使用しています。単純な作りの鋳物ですが、雰囲気が出るので置いています。

秤量瓶(ひょうりょうびん)には液体か粉の何かを入れたいですが、今は科学技術館のガチャガチャで当たった巻貝の化石「ツリテラ」を入れています。ツノのようにとんがった貝なので、何かのヒントにならないかと置かれています。


先日紹介したマンドラゴラの種と模型もここに収まります。頭のツノには何かしら魔法の力が関わっているかもしれないということで、そういった資料も置かれています。
まだ何を入れるか決まっていない昔の瓶には、入れるものをコツコツと探して、少しずつ収めて行こうと思います。
おそらく今販売されている瓶の中では最小と思われる茶色いガラス瓶。
こちらには鉱石や天然石のかけらを入れて行く予定です。ラベルも作りましたが、小さすぎて文字は書けなさそうです。
こちらは研究室の蔵書。
ツノに関係した本がメインです。
ツノペディア(なんだそれ)とジャッカロープの本、あとなぜかダゴン秘密教団の本まで。MORRISはツノが生えたことに邪神の影響を疑っているのかしら。
薬瓶MORRISには優秀な助手もいます。
キノコの怪獣・KINORAです。キノコだけに、菌類や薬学に精通しているようです。

このラボでツノが生えてきた謎、世の中の不思議について、研究しているのです。
そんなイメージの標本や調度品が見つかったら、少しずつ手を加え、またブログなどで紹介して行こうと思います。