そうれ、見てみろ。
上場企業の決算は年に4回公表されている。
決算書をまともに読めるアナリストやエコノミストなら、これぐらいは発言できる。
小泉や自民党の政治屋たちは、自分たちの無為無策で米価を高騰させておきながら、スケープゴートを仕立てたつもりだろうが、やはり反論は出てくる。
当ブログの4日遅れで、やっとまともな意見が出てきた。
コメ高騰でやり玉の“営業利益490%”卸業者 識者が同情「昨年の営業利益率、2%なんですよ」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
小泉進次郎農相は5日の衆院農林水産委員会で、「社名言いませんけどコメの大手卸売業者の売上高、営業利益は500%ですよ」などと述べ、コメ高騰の中で大きな利益を上げている業者があることを指摘した。 番組では、企業名を付せた上で、ある卸業者の今年第1四半期の決算短信を紹介。売上高は前年同期比130%の約312億円、営業利益は同490%の約20億円だとした。
四半期の決算を切り取っただけの数字とあり、MCの宮根誠司は「インパクトのある数字ですけど、実はそんなに今まであまりもうけてなかったけど、やっと一息つけたという数字でしょう?」と、折笠氏に質問をぶつけた。
折笠氏は「実際に僕が見たのと同じデータなんですけど」と前置きし、「この業者さん、昨年の営業利益率、2%なんですよ。今年のこの数字の時、6%になったんですね」と、かろうじて営業黒字に持ち込んできた業績を説明。「営業利益6%の卸さんなので、それが490%で“お前が高騰の原因だ”と言われると、ちょっとかわいそうというか。企業活動としてある意味、当然の数字を上げたにすぎないと思います」と同情した。 その上で、「このへんに踊らされすぎると、本当の高騰の要因は分からなくなると思う」と警鐘を鳴らした。