大阪万博:万博会場内でメタンガス検知、引火すれば爆発の恐れ…一時来場者の立ち入り規制 : 読売新聞

 

 日本国際博覧会協会(万博協会)は6日、大阪・関西万博の会場内で、引火すれば爆発の恐れがある濃度のメタンガスが検知されたと発表した。検知した6日はリハーサル「テストラン」の最終日で、一時、来場者の立ち入りを規制した。

 万博協会によると、検知した場所は、人工島・ 夢洲

ゆめしま (大阪市此花区)の会場西側「グリーンワールド(GW)工区」にある屋外電気設備の地下ピット。6日午後4時頃、独自にガス濃度を測定したテストラン参加者から通報があり、消防などが調べたところ、爆発のリスクがある空気中の濃度5%を超えていた。

 同4時半頃から来場者の立ち入りを規制。ピットの蓋を開けて換気し、濃度が下がったため、約1時間後に規制を解除した。6日朝の測定では0%だったという。万博協会は「濃度は一時的に上昇することがある」と説明している。

 GW工区では昨年3月、トイレ工事で溶接の火花がメタンガスに引火する爆発事故が発生。万博協会が、換気装置の設置などの対策を進めてきた。

 

 上の記事にある「テストラン参加者」とは、共産党の守口市議会議員寺本健太氏だ。元消防士の知見から、検査機を会場に持ち込んで検査し、通報したそうだ。

 下は毎日新聞の記事。

 

 万博会場でメタンガス検知 通報の市議「現場付近にキッチンカー」 | 毎日新聞

 

 寺本市議は元消防士で、現場付近にキッチンカーがあったと証言した。寺本市議は「誰かがコンセントの抜き差しをして火花が散ったり、火のついたたばこを投げ入れたりしたら、非常に危険だった」と話した。

 

 読売の記事でも、「濃度は一時的に上昇することがある」そうだから、万博開幕後も上昇することがあるのだろう。

 万博は禁煙だが、禁煙が表示された場所でも煙草に火をつける不届き者は少なくない。

 「いのち輝く万博」のはずが、「ガスが爆発万博」では洒落にもならぬ。

 

 2日ほど前、万博会場内のフードコートが、着席だけで有料という話が出てきた。

 「サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり」というエリアで有料席が設けられ、50分で550円も取られるそうだ。家族4人なら2200円。その、大阪のれんめぐりとやらに行きたければ、入場料+席料+料理代が必要というわけだ。

 だったら、万博会場でなくて、そののれんの飲食店に直接行けばいいわけだ。そうすれば料理代だけで済む。

 この話が明らかになると、ネット上では当然非難と罵倒の声が上がる。先ほど検索してみたら、有料席を運営する会社の説明記事が消されていた。

 あまりにも評判悪くて見直しにかかったのかも知れぬ。

 

 以上、迷走混乱支離滅裂の大阪関西万博でした。