告発した元県民局長の処分撤回を提言 兵庫百条委の報告書案が判明(朝日新聞) - Yahoo!ニュース

 

 兵庫県の斎藤元彦知事らが内部告発された問題で、県議会調査特別委員会(百条委員会)の調査報告書案が18日、判明した。県関係者への取材でわかった。報告書案によると、通報者を特定した斎藤知事らの初動は、公益通報者保護法に違反しているとし、通報者に対する不利益処分の撤回を提言。斎藤知事が「真実相当性がない」と主張してきた告発文書の内容についても、パワハラ疑惑は「おおむね事実」と評価した。

 

 やや後出しジャンケンの結果論のようだが、実は不信任決議に違和感があった。

 全会一致決議だった。全会一致は無効とする考え方もあるが、それはともかくとしてもやや拙速だったのではないか。

 百条委員会の調査報告書は待てなかったのか。下は昨年の兵庫知事選挙前のニュース。

 

 【詳細】兵庫県 斎藤元彦知事への不信任決議案 全会一致で可決 “パワハラ疑い”問題 | NHK | 兵庫県

 兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題で、県議会では、自民党や維新の会など5つの会派すべてと無所属議員、あわせて86人の議員全員が知事に対し、ただちに辞職するよう求めていました。
しかし、斎藤知事が19日に始まった県議会に先だって辞職しなかったことから県議会のすべての会派と無所属議員は、「県政に深刻な停滞と混乱をもたらした政治的責任は免れない」として知事の不信任決議案を提出しました。
そして、決議案はさきほど、本会議で採決が行われ、全会一致で可決されました。
不信任決議案の可決を受けて、斎藤知事は、辞職するか、10日以内に県議会を解散するか、判断を迫られることになります。

 

 この調査報告がまだなかったために、選挙戦において立花らの反撃を許してしまった。

 さて、今後の展開はどうなるか。

 Xデーはいつ来るのだろうか。