バカ512号　港浩一

　1月17日、タレント・中居正弘と女性との間にトラブルが生じ、そこにフジテレビ社員が関与していたとされる一連の報道に対し、フジテレビの港浩一社長の記者会見が開催された。

　開始前から、会見はフジテレビ側による異例の対応となった。ほかのテレビ局がオブザーバー参加だったため、ワイドショーでの生中継などもなく、会見終了後、テレビ各局はテキストベースで会見内容を報道する形に。そのため、報道番組での“映像”が物議を醸すこととなった。

　テレビ局の記者会見が映像を流させないという自己否定のような会見。

　調査のための第三者委員会を設置すると言いながら、それは日弁連のガイドラインに基づくものではないらしい。

　よほど都合の悪い事実を隠していると受け取られて仕方あるまい。

　今般の記者会見の発端となったのは、やはり週刊文春による報道だ。

　フジテレビの幹部社員「A氏」が「参加者多数の飲み会」と称して女子アナをホテルのスイートルームに呼び出す。酒や料理が盛られたテーブルの前で大物芸能人の隣に座らせるだけでなく、他の者たちは女子アナを残して先に帰っていく。残った女子アナに大物芸能人が・・・・。

　松本人志の件を彷彿させる。今回の件では、女子アナを呼び出した当事者を「A氏」とされているが、フジテレビではこんなことをかなり以前からやっており、その張本人が港浩一自身だったというのが週刊文春の報道。

　そら、質問にはまともに答えられんだろう。「回答は控える」を連発したらしい。

　社長が回答を差し控えるとスポンサー企業が広告を差し控え始めた。最初はトヨタ自動車、日本生命ということだったが、ドミノ倒しのように増え始めている。これからまだまだ増えるだろう。

　港浩一の社長辞任は必至。フジテレビは存続の危機と言って差支えあるまい。

　平井文夫のようなネトウヨが上級解説委員。知性や理性よりも権力に媚びへつらうことを優先してきたような会社。

　ツケが回り始めた。

　追伸：元兵庫県会議員　竹内英明さんのご冥福をお祈り申し上げます。当件については、まだ情報が錯そうしていますので、改めて取り上げます。