先日、当ブログのコメント欄で、この件を取り上げて欲しいという要望をいただきました。
どうも書きにくかったのは、すでに大手マスコミからもこのように批判がされていたからです。書こうとしても、同じようなことになってしまいます。
あの「島耕作」で裏取りせずデマ再燃 「弘兼憲史氏ほど影響力ある作家がひっかかるなんて…」沖縄の嘆き:東京新聞 TOKYO Web
「使い古されたデマだ。影響力のある有名な作家がそんなにも軽い意識なのかと衝撃を受けている。怒りを通り越して悲しい」
10年間にわたり、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設工事に対する座り込みの抗議活動を続けてきた沖縄平和運動センターの顧問、山城博治氏は無念さを隠さない。
長く反対運動が続くことに「県民の心に深く根差した運動だからだ。手当を10年も出していたら巨額の資金がいる。県民感情を理解し、状況をもっと調べて発信してほしい」と訴える。
今月17日発売の「モーニング」では弘兼氏の画業50周年を祝うインタビュー記事に続き、くだんの漫画が掲載された。島耕作が沖縄を訪れ、ある会社の社外取締役を知人男性に打診する回で、辺野古近くで仲間と話す際、同席した女性が「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ 私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」と発言した。
「モーニング」46号に掲載された『社外取締役 島耕作』の一場面
「抗議に日当」という言説は過去に大きな問題になった。2017年、東京MXテレビの番組「ニュース女子」は、米軍ヘリパッド建設の反対運動を巡り、参加者が日当を得ていると報じた。
放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会は、裏付けが不十分とする意見を公表。参加者に取材していなかったことが判明するなどし、番組は終了した一方、関連団体側は、名誉を毀損(きそん)されたとして番組制作会社などに損害賠償を求めた訴訟で勝訴した。
沖縄にまつわるデマの真偽を取材したことがあるノンフィクションライターの安田浩一氏は「否定し尽くされたデマだ。この程度のデマにひっかかるのであれば、島耕作の社外取締役としての能力が問題視される」とやゆしつつ、「これだけの影響力ある媒体、作家によって流布されてしまった。笑い事では済まない」と批判する。
実はデマにひっかかったのではないでしょう。
意図的にデマを流した側なのです。なぜか。なぜ弘兼がそんなデマを流したのか。
『島耕作』作者・弘兼憲史さん、防衛省『広報アドバイザー』にネット再び非難の声「意味合い変わる」「確信犯」:中日スポーツ・東京中日スポーツ
昨年には、防衛省の広報に協力する「広報アドバイザー」に、登山家の野口健さん、お笑いコンビ「ペナルティー」のヒデら7人とともに就任した。
X(旧ツイッター)上には、「防衛省広報アドバイザーの漫画家が日当デマを描いてたの?! 意味合いが変わってくるじゃん…」「基地反対運動を攻撃するために信念に基づいて描かれたのでは」「完全なる確信犯だな」「それで、あの『確認のとれてない伝聞』で漫画を掲載しちゃうんだ」「真っ黒じゃないかな」「防衛省広報 金もらってるのは自分」などといぶかる声や非難の書き込みが上がっている。
出版社側からは謝罪コメントが出ているようだが、弘兼が防衛省広報アドバイザーの役職で報酬を受けているのか、受けていないのか、受けているとすればいくらか、などという説明はもちろんない。
ここからは、当ブログ独自の発見。
この弘兼、石破茂と対談本を出している。
(お断り:宣伝になるようなので出したくはないのですが、事実を明らかにするために止むを得ない)
石破茂(権力側)と利益を共有する立場でした。
これでは、カネのためにデマを流す。権力に取り入るためにデタラメな作品を出す卑劣と言われて仕方あるまい。
元々、いい加減なマンガを描いていたようだが。
レコードを扱った経験のある人なら知っている。こんなレコードの持ち方はしない。