「7つのゼロ」小池百合子都政8年で達成したのは何? 一つ一つ状況をチェックすると〈検証小池都政〉:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
小池が8年前の立候補時に唱えた「7つのゼロ」。東京新聞では、介護離職は増加(悪化)した、他の公約についても懐疑的ながら、ペット処分と待機児童については、ゼロにしたと公約達成として評価している。
実はこれがイカサマだそうだ。
犬や猫、150匹処分したのに「殺処分ゼロ」? その訳は… | 犬・猫との幸せな暮らしのためのペット情報サイト「sippo」 (asahi.com)
殺処分ゼロに含む対象は、譲渡ができる状態にある動物だけだ。衰弱や病気、かみ癖があって譲渡できないと獣医師らが判断した場合は「動物福祉などの観点からの処分」として扱い、18年度は約150匹いた。
一方、14年度以降、犬・猫両方の一切の処分ゼロを達成してきたのが神奈川県だ。県動物保護センター業務課長の上條光喜さんは「他の地域と簡単には比較できない」としつつも、「かみ癖があっても訓練で状況は改善するし、身体に障害が残っていても受け入れてくれる人はいる。ボランティアの協力も得て、譲渡は必ずできると思ってやっている」と話す。
何のことはない、基準を変更して「公約達成」だの「数値改善」だの言っているだけ。安倍政権でGDPの算出基準を変えて見せかけの経済成長を騙った手口と同じではないか。
小池は都議会での答弁やこういった欺瞞のやり方を安倍に倣っている。
さらに言えば、殺処分150匹についても本当にどうしようもない咬み癖や病気があったかどうかわかったものではない。多少の持病があるとして、引き取り相手が見つからないから、適当な理由をつけて殺処分してはいないのか。
小池の都議会での不誠実な答弁からすれば、到底信用できるものではない。
一方、待機児童の人数については、国ぐるみで基準を変えている。
「特定の園希望」待機児童に数えず 国の基準、自治体から疑問の声:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)
東京都内で潜在待機が最多だった港区は、特定園希望として六百二十人を除外した。保育所へ入れるか不安で申込時に入所希望の施設名をたくさん書くが、希望順位の低かった施設にいざ入所が内定すると、現実的には遠くて通うのは無理などと感じ、辞退する例が多いという。
国を挙げての「待機児童ゼロ」目標だが、そこだけを見ていては実態と離れてしまう実感を持つ担当者も多い。。
同じ東京新聞の記事。基準が変わったことを取り上げているのに、上の記事はどうしたことか。何も達成されていないではないか。
港区だけで620人が除外だそうだ。東京都全体では数千人以上が基準変更されて待機児童のカウント外になっているだろう。
これはやはり、安倍政権以来のインチキ統計手法を国ぐるみでやっているということ。
いずれにせよ、小池の言う「公約達成」の実態はこのようなものだ。くれぐれも騙されないように。