国税庁が「在日特権」否定 税優遇あるか問われ答弁(共同通信) - Yahoo!ニュース
28日の衆院予算委員会分科会で、在日コリアンへの憎悪をあおるデマとして知られる「在日特権」が取り上げられた。日本維新の会の高橋英明氏が、税制面の優遇措置といった特権はあるのかと質問。国税庁は「対象者の国籍であるとか、特定の団体に所属していることをもって特別な扱いをすることはない」(田原芳幸課税部長)と否定した。 高橋氏が「在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)とか、それに関わる法人個人も一切の優遇措置はないのか」と聞くと、田原氏は「特別な取り扱いをすることはない」と明言した。 「在日特権」を巡り、自民党の杉田水脈衆院議員はXに「実際には存在します」と投稿、批判を招いている。
杉田水脈のデマ発言を批判的に取り上げている件、少しは評価すべきだろう。
2006年に刊行された『別冊宝島 嫌韓流の真実! ザ・在日特権』(宝島社)がきっかけだから、十数年間も事実無根のデマが跋扈したことになる。
杉田のデマはこちら。
杉田 水脈(すぎた みお) 公式ブログ : 在日特権は確かに存在するし、不正は許してはならない〜その為にできること。 (livedoor.jp)
いったいどんな在日特権があるのか、まったく不明。
在日特権が存在するというなら、その在日特権という不正を自民公明政権が維持してきたということになる。 安倍・菅・岸田政権は在日特権を守ってきたのか?
その政権与党から公認もらって、当選しているのは他ならぬ杉田である。
存在するのは、自民党国会議員特権。
自民党の国会議員が脱税しても税務当局は決して調査に行かない。修正申告もなければ追徴課税もない。 政治家が亡くなっても政治団体の資金とすれば、相続税も非課税。
「在日特権デマ」は、権力側に批判の矛先を向けない恰好のネタであった。だから積極的に否定しなかったのだろう。
金丸信が巨額脱税で逮捕・起訴されてから30年以上経つ。以来、自民党政治家の脱税や申告漏れの報道はほとんど聞いたことがない。
脱税していたのは一人、金丸だけで、他の自民党議員は清廉潔白か。バカバカしい。
裏金チューチューで脱税してのは杉田を含む数十人の自民党議員。特権を享受してきたのは誰か、言うまでもない。