斎藤健をバカ認定したのは、昨年、法務大臣だった時。

 経済産業大臣になっても、バカはバカ。

 

 大阪万博のトイレが2億円もかかるらしい。建築士に特殊なデザインをさせて工事費が嵩むのだろうが、(万博担当大臣の自見英子も)こいつらにはおよそまともな金銭感覚がない。

 

大阪万博会場に2億円トイレ 経産相「高額ではない」(共同通信) - Yahoo!ニュース

 

 斎藤健経済産業相は20日の閣議後の記者会見で、2025年大阪・関西万博会場に設置するトイレの一部に約2億円で契約した設備があることを明らかにした。「一般的な公衆トイレの建設費用と比べて、取り立てて高額であるとは言えない」との見解を示した。  自見英子万博相も同日の会見でトイレについて言及。50~60台の便器を備えた大規模設備であるため「規模から考えれば必ずしも高額とは言えない」と指摘した。

 

全国の構造別でみた建築費は坪単価でどの程度の水準か?【2023年版】|アーキブック (archi-book.com)

 

 鉄骨鉄筋コンクリート構造というのは、超高層ビルなどに採用される建築構造だ。トイレなら鉄骨造りで十分だから坪当たり80万円。一昨年のデータだから現在はもっと上がっているとして、坪90~100万円。

 60台便器のトイレで2億円ということは、1台当たり333万円。

 60台のトイレを男女別で区切ってみる。

 男子トイレ 小用18+大用7

 女子トイレ 35

 

 トイレの平均使用時間は男子の方が短い。来場者が男女同数ならば、こういう割り振りになるだろう。

 トイレの個室、0.5坪あれば十分。通路や手洗いを含めて1坪。男子の小用なら1坪で3個として6坪か。

 男子20坪  女子35坪 合計55坪

 これぐらいの広さになるだろう。

 

 建築費は坪100万円としても5500万円。身体障碍者用トイレや洗浄機能付き便座を備えても6千数百万から8000万円で収まる。

 おおよそ3倍、いくら高く見積もっても、倍以上に高い。

 

 日本でイベントが絡むと工事費だの警備費だの開催費だの、雪だるまのように膨れ上がる。

 税金払うのがつくづくバカらしい。