自民・二階元幹事長を聴取 平沢元復興相も、プール金確認か:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)

 

 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件で、東京地検特捜部が二階派(志帥会)会長を務める二階俊博元幹事長と、事務総長経験者の平沢勝栄元復興相を任意で事情聴取したことが6日、関係者への取材で分かった。両氏を含む二階派の複数議員の事務所が安倍派(清和政策研究会)と同様、パーティー券の販売ノルマ超過分を派閥に納めず、手元にプールしていたことも判明。特捜部は両氏に経緯を確認したとみられる。

 

 パチンコ屋の売上の裏金化(脱税)がケシカランと、プリペイドカードを強引に導入させたのが、警察官僚時代の平沢であった。

 このプリペイドカードのシステムとは、カード会社からパチ屋にカードを1015円で買わせ、それを客に1000円で売れという無茶なものだったが、反対するパチ屋に対して、「反対する奴は脱税をしているからだ」とねじ伏せたのが平沢であった。

 その後、プリペイドカードは偽造が横行し、犯罪防止どころか、反社会的組織がそれで大儲けをするというひどいことになった。

 

 さて、脱税はケシカランと息巻いた平沢。三十数年の時を経て、果たして自身が脱税の疑いを受けることになった。

 皮肉な運命、その結末はどうなるだろうか。