当ブログでは、もう7年以上も前に、東京2020の招致活動における買収疑惑を指摘していた。当時から名前が出ていたのが馳浩。7年経って、口を滑らせた。

 

石川県・馳浩知事“東京五輪で機密費”発言撤回し謝罪(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース

 

 馳知事は17日、東京都内で開かれた会合で講演した際、東京オリンピックの招致活動でIOC=国際オリンピック委員会の委員に対し、内閣官房報償費いわゆる機密費を用いて贈答品を渡したと発言しました。 公表されていない機密費の使い道に関して言及するのは異例で、贈答品の授受が事実ならIOCの倫理規定に触れる可能性もあります。

 

 上のNNNのニュースは、まだ死人に忖度している。

 

 馳知事「私の事実誤認」 東京五輪招致めぐる「機密費で贈答品」発言:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 朝日は落魄れたようだが、やはり他の報道機関に比べればマシと言えるか。

 

 関係者によると、馳知事は17日の東京都内での講演で、当時、自民党の東京五輪招致推進本部長を務めていた際、招致をめぐり、安倍晋三首相から「必ず(招致を)勝ち取れ」「金はいくらでも出す」「官房機密費もある」と告げられたと発言。贈答品としてIOC委員の選手時代の写真などをアルバムにして、一冊20万円で約100人分作成したことなどを説明したという。発言が報道されると、馳知事は同日中に「誤解を与えかねない不適切な発言だった」との談話を出し、発言を撤回した。

 

 ほうら、安倍の名前が出てきた。こういうことには気前よく、官房機密費から買収資金を提供するそうだ。

 東京オリパラ招致には、買収、ウソ、ごまかし、なんでもありだった。

 安倍が亡くなり、オリパラも終わって2年以上経つ。

 昔話として、「俺だけが知っている」と自慢したくなって、つい口が滑ったか。

 「誤解を与えかねない不適切な発言だった」じゃないだろ。

 「つい本当のことをしゃべってしまいました、買収、ウソ、ごまかしで招致したという本当のことをばらしてしまいました」だろ。