不動産鑑定士試験は難関だ。だからこそ、鑑定士による評価には社会的信頼性がある。

 いくら報酬をもらったか知らぬが、それで自分を貶め、自分の職業とそれに携わる同業者を貶める倫理観の低さには呆れる。

 

【大阪IR】用地の賃料鑑定で業者2社が“同じミス” 本来は除かなければいけない『建物の価格』を含んだ取引価格を使って評価 「杜撰な鑑定」との指摘も(MBSニュース) - Yahoo!ニュース

 

 大阪府市が開業を目指すIR=カジノを含む統合型リゾート。大阪府市と事業者は、9月28日に正式契約にあたる実施協定などを締結し、着々と準備を進めていますが、IR用地の賃料の鑑定をめぐって、鑑定業者2社が“同じミス”を起こしていることが新たにわかりました。

 

 IR用地の賃料の不動産鑑定では、「取引事例比較法」という手法が使われています。これは、鑑定を行う土地と似た取引を行った「取引事例」を参考に、土地の環境や事情などを補正したうえで価格を鑑定する手法です。土地の鑑定をする際には、本来は“土地の取引価格だけ”を使用する必要があります。しかし、今回のIR用地の不動産鑑定で2社が採用した「福岡市の取引事例」で、“建物を含んだ価格”で比較するミスがあったことがわかりました。  

 関係者によりますと、不動産鑑定業界では、2020年の夏頃まで、他府県の取引事例を調べるためには、各都道府県の鑑定士協会を訪れ、専用のパソコンでデータベースを閲覧しなければいけませんでした。今回のIR用地の鑑定では、1回の鑑定につき3~4つの取引事例が集められ、日本不動産研究所とarecは全国から取引事例を集めていました。全国に数多くある取引事例の中から、日本不動産研究所とarecは、2019年の鑑定で2つの取引事例が同一、2021年の鑑定でも同じ2つの取引事例を使っています。

 

 上に一部コピペをしましたが、この記事を読んでいただければ、すべて説明されています。

 土地の鑑定をするために、別の物件の売買価格を参考にするのはいいとして、土地と建物(駐車場)を合わせた取引価格を参考として鑑定した。こんな初歩的、デタラメなミスを2社が同じようにしていた。

 偶然ではありえないと考えられる。

 

 ようするに、カネをもらって高い評価を出してくれと頼まれた。無理な評価を出そうとして、両者で相談し、結託してインチキ鑑定書を作成した。

 無理な鑑定書を作成するのは良心が咎める。だから片方はインチキのやり方を踏襲した。そういうわけだ。

 

 それにしても、維新関わるところ不正あり、不正明らかになるところ維新の影響あり。

 つくづくろくでもない集団だ。