だから、さっさと中止しろと言っている。

 

 大阪万博建設費450億円増額案、当初の1.8倍の2300億円程度に 2度目上振れ - 日本経済新聞 (nikkei.com)

 

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場建設費について、約450億円増の2300億円程度を軸に検討されていることが24日、わかった。複数の関係者が明らかにした。資材高や人件費の高騰が主因という。

2300億円に増額となった場合は当初計画から8割超上昇することになる。増額となれば2度目で、国民負担はさらに膨らむ。

会場建設費は政府と大阪府・大阪市、経済界が3分の1ずつ均等に負担する仕組みとなっている。運営主体の日本国際博覧会協会が上振れ額の精査を進めており、その後政府や府・市、経済界などと調整する。最終的な増額幅は変わる可能性がある。

会場建設費の上限は誘致時点で1250億円だったが、会場デザインの設計変更などで20年に1850億円に増額した経緯がある。

 

 日本館の建設費76億円は、これには含まれないのか。

 万博日本館、清水建設と随意契約 建設費は9億円上ぶれ:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

 これ以外にも、アクセス整備の費用は膨張に次ぐ膨張。

 (阪神高速淀川左岸線、地下鉄中央線延伸、夢洲駅周辺整備)

 

 来場者の人数は2820万人を見込んでいるが、これも到底達成不能。

 人数を水増しするため、小中学生を無料で招待する話も出ている。

 さらに、チケットを関西の会社に押し付けようとして、トラブルになっている。企業側とすれば、本業と関係のないチケットなんぞ購入して損失が出れば、下手すると株主代表訴訟の対象となってしまう。言われるままに300万枚も購入できるわけがない。

 

 買っても難題だらけ 万博前売り300万枚割り当て 渋る企業 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

 

 入場料収入(想定) 1253億円(過大見積、せいぜい1千億円、おそらく7~8百億円)

 

 万博運営費     1300億円(これも500億円上振れ)

 会場建設費     2300億円

 日本館建設費     76億円

 

 これだけで2500億円から3000億円ほどの赤字。

 これ以外に、アクセス整備として、

 

 阪神高速道路淀川左岸線工事  2900億円(当初は1162億円)

 大阪地下鉄中央線延伸工事  346億円(当初は250億円)

 夢洲駅整備事業  33億円(民間企業公募したが、応募なし)

 

 その他、夢洲道路、上下水道、インフラ整備費用 2500億円

 

 狂気の金遣いと言っていいだろう。

 夢洲というゴミ土地に、数千億円、兆に近い公費が注ぎ込まれようとしている。

 

 その最終目的はカジノ誘致である。

 

 ところが、そのカジノ業者はいつでも違約金なしで撤退できる「解除権」があるそうだ。

 アメリカのIR事業者「MGM」と本契約を締結 大きな経済効果にふくらむ期待 一方で懸念も…大阪府 | 関西のニュース | ニュース | 関西テレビ放送 カンテレ (ktv.jp)

 

 大阪は破滅するぞ。