自民会派の香川県議「売国奴」とヤジ 敵基地攻撃能力に反対の議員に:朝日新聞デジタル (asahi.com)
県議会11月定例会で15日、政府の「敵基地攻撃能力(反撃能力)」の保有検討について、中止を求める意見書の発議案を説明した高田良徳県議(かがわ立憲みらい)に対し、石川豊県議(自民党議員会)が「売国奴」とヤジを飛ばした。石川県議は発言を認めたが、撤回の意思はないとしている。
売国奴と言えばこいつだろう。
本物には何も言えぬくせに、野党系議員には居丈高。自民や維新らのいつもの態度ではある。
80年前、「日本がアメリカと戦争をやって勝てるわけがない」と言えば、「非国民」と罵倒された。後から冷静に考えれば、当たり前のことを言ったに過ぎない。
こういう言葉は人間の思考能力を麻痺させる。
「戦争なんか早く止めないとダメだ」、「日本は石油資源がない、戦争長期化すれば、どうにもならなくなる」
「南太平洋で亡くなった兵士たちは、ほとんどが餓死らしい」。
そういう事実を指摘する声を非国民だの反逆分子だのと抑えつけた結果はどうなったか、誰でも知るところである。
非国民や売国奴だの反日だの。戦争や兵力増強、軍事費拡大に反対する言葉はお決まりである。
それらを使う者が実は反日であったり亡国の徒であったり、社会の害悪であったりするものだ。