長渕剛、北海道ツアーで熱弁「この土地を外国人に売らないでほしい」観客たちは涙、涙…(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

 また「この北海道という街は、その昔、開拓民たちが一生懸命に開拓した街だ。お願いだから、この自然に満ち満ちたこの土地を、外国人に売らないでほしい」とメッセージを送る場面も。

 

 つくづくくだらないね、長渕さん。あなたの音楽にも興味ないが、発言は聞きたくもないレベルだな。

 「この北海道という町は、その昔、明治政府がアイヌ人たちを迫害弾圧し、略奪してきた土地だ」というのはどうだ?

 

 少子化の時代、街を維持するのも大変だ。大都市圏でも商店街はシャッター街と化し、地方の過疎化や高齢化に歯止めはかからない。

 例えば、北海道内の家庭で、子どもが首都圏に移住し、家を維持するのも大変になった。自身も高齢になり、早めに自宅を売却して、老人ホームにでも入居するという終活をするという人に対して、「外国人に売るな」などと言ったところで何の意味もあるか。

 自宅の土地建物でも維持するのは簡単でないのに、農地や山林を維持するのはもっと大変だろう。

 

 この長渕の発言に飛びついたバカが片山さつきである。

 片山さつき氏、長渕剛の“北海道を売らないで”発言に賛同「敵は狡猾ですが、国民の共感があれば戦えます」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

 まず、「敵」とは誰か?中国か韓国か?それともロシアか?わけわからん。

 さらに「国民の共感があれば戦えます」という精神論を振り回す。何の共感か不明だが、まるで80年ほど前の「進め1億、火の玉だ!」を想起させる。

 

 日本中、耕作放棄地だの空き家だのシャッター商店街だの、衰退する場所ばっかりだ。

 政治家なら、「維持困難な土地建物の再利用の促進や耕作放棄地の受け皿となる制度の創設などに尽力する」ぐらいは言ってみろ。頭の悪い奴ほど意味不明の精神論を振り回すことがよくわかるな。

 

 

 

 (まったく別件の追伸):アントニオ猪木さんのご冥福をお祈りします。プロレスラーは短命に終わる人が多い。現役時代のダメージ蓄積から早逝する人が多い中、79歳のご長命はさすがでした。