やはり、司法には良識が残されている。

 片山さつきが週刊文春を訴えた件、そもそも報酬が100万円というのはあり得ないとブログに書きました。3年前のことです。

 裁判の詳細は知らない。しかし、当初から片山側の弁明に無理がある。報酬が100万円なら、源泉徴収や消費税の計算はどうなるのかと突っ込んだ件が下の記事です。

 訴訟においても、こういった片山側の説明不足、矛盾だらけの主張が真正と認められなかったことが想定される。

 ともあれ、よかったね、文春さん。これからの権力のスキャンダル報道を期待します。

 

 片山さつき議員敗訴 文春「口利き」報道めぐり 東京地裁(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

 

 自民党の片山さつき参院議員(62)が国税当局に口利きしたとする週刊文春の疑惑報道で名誉を傷つけられたとして、発行元の文芸春秋を相手取り、1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が27日、東京地裁であった。  大浜寿美裁判長は「不法行為は成立しない」と述べ、請求を棄却した。  大浜裁判長は、文春報道について「公共の利害に関する事実に関わり、公益目的があった」と認定。記事の重要部分について「真実と信じる相当の理由があり、意見や論評の域を逸脱したとも言えない」と判断した。