軟弱地盤 2015年に把握 国、辺野古埋め立て前 業者報告 防衛局は公表せず | 沖縄タイムス+プラス プレミアム | 沖縄タイムス+プラス (okinawatimes.co.jp)
米軍普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古沿岸に軟弱地盤が広がる問題を巡り、埋め立てが始まる3年前の2015年の段階で、地質調査した業者から地盤に問題があると沖縄防衛局が報告を受けていたことが27日、分かった。
マヨネーズ地盤とも言われる辺野古。何十年かけても飛行場にできるような埋立ては無理。埋めても埋めても地盤沈下は収まらず、コンクリートと埋立て費用が海底に沈んでいく。そんな事実はもう何年も以前から指摘されてきた。
例えば市街地のマンション建設でも、事前のボーリング調査は欠かせない。地盤を確認しなくては、どの程度の基礎工事が必要になるのか把握できず、見積りも出せない。
大手不動産会社が開発したマンションでも、建設後に建物が傾いてしまい、取壊しとなり、結局その不動産会社が大損をする破目になったこともあった。地盤が想定よりも軟弱だったためだ。だから事前の調査は欠かせないのだ。
数兆円規模にもなる辺野古の基地建設。当然、それぐらいの事前調査はしているだろう。それでも工事に踏み切ったのは、安倍政権(当時)の本質を象徴している。
即ち、理性、知性、良識、常識の否定破壊。国家予算、税収に対する尊重の喪失。
これでも現与党は選挙で勝利を重ね、このような異常な判断が有権者から信任されたということになる。
先の総選挙以来、ややブログ更新が滞っております。徒労感も否定できませんが、なんとか続けていきます。