たまには相撲の話題を。

 白鵬が引退しました。横綱としての実績なら国民栄誉賞ものですが、そんな話は一切なく、人気もないままの引退となりました。

 白鵬の人気のなさは、モンゴル出身であるということ。日本出身日本人横綱なら、もっと人気が出たはずではありますが、もう一つ、やはり本人の人徳のなさにも原因があります。

 

 

 完全な負け。負けてから「待った」をアピールする醜態。土俵に戻らぬ往生際の悪さは何だ?

 

 

 かち上げというよりヒジ打ち。相撲が別の格闘技になったような取り口。

 

 相撲協会の姿勢にも問題がある。負けて土俵に戻らぬ白鵬に対して、何らかの処分は下したのか。

 礼を重んじるならば、礼を外した白鵬に対して、出場停止なり、罰金なり処分を下したのか。

 ヒジ打ち相撲も目に余る。相手力士は眼底骨折や鼻骨骨折が心配になる。

 どんなスポーツにも、ルールには少しの曖昧さがある。ゴルフならば、他のプレーヤーの邪魔をしない、他者が打つ時には声を出さない、物音立てない、視界で動かないなどのルールにはないマナーがある。

 ルールの隙間を突いてきた白鵬のヒジ打ちは、ルール改正して、明確に禁止すべきだった。

 

 45回も優勝を重ねた大横綱の引退は、シラケたものになった。