先月、この平井を取り上げた。ただガラの悪い奴、ヤクザのような奴、そんな印象だったが、少し違ったようだ。
平井デジタル相、IT株購入を陳謝 大臣規範違反、納税もせず(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
平井氏によると、06年6月の株購入後、国会議員資産公開法で提出が義務づけられている資産報告書に保有の事実を記載していなかった。18年の科学技術担当相就任時に公表した閣僚資産報告で初めて記載したものの、20年3月に同株を売却して得た収入を所得報告書に記載せず、納税もしていなかったという。
平井氏は06年当時、内閣政務官としてIT政策などを担当。「(株購入は)会社を応援したいという気持ちだった。隠す意図は全くなかった」と釈明した。大臣規範は在任中は株取引を自粛するよう定めている。
事実を隠蔽しておいて、隠す意図はなかった。人を殴って、「暴力を振るうつもりはなかった」、万引き犯が捕まって、「盗むつもりはなかった」。つもりはなかったなら、勝手に手が動くのかというものだが、平井の言い訳もその程度だ。
だいたい、株取引、株を買うのは値上がりを期待して、安く買って高く売ることを狙ってやるものだ。現に平井はそうしている。「何が応援したい」だ?
こちらの記事ではインサイダー疑惑を指摘している。
平井デジタル相が大臣規範違反 IT政務官時代に親密IT企業株を購入(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
平井氏によれば、豆蔵ホールディングス株を購入したのは、2006年6月。当時、平井氏はIT政策担当の内閣府政務官を務めていた。これは、政務三役在任中の株取引自粛を求める大臣規範に違反する。さらに、IT政策担当の内閣府政務官として、未公開の情報も知り得る立場にありながら、IT業界の株式を購入していたことになる。
反社会的勢力の活動目的はすべてカネである。カネにならない恫喝や脅迫はやらない。平井が下の記事で「干す」と言ったのは、自分が株を持つ会社のライバル企業だったからではあるまいか。逆に自分が株を持つ会社には利益を誘導する。
さすが反社の自民党。