やはり河井克行は買収を認めたそうだ。
2月4日にこんな記事を書いた。
刑事裁判の戦い方には二通りある。起訴内容を認め、反省や謝罪の意思を明らかにし情状酌量などを訴える方法。もう一つは徹底して犯行を認めずに争うやり方。
日本の刑事裁判は有罪率が99%を超えると言われる。後者の戦法は無罪を得るためという場合もないことはないが、対面を保つため、「自分はやっていない、あれは冤罪だ」と後々までアピールするためにするケースが多いと言えるだろう。
当然、判決は後者の方が厳しくなる。判決が厳しくなると予想される場合、前者の方法を取れば執行猶予の可能性がある、後者だと実刑になるリスクが高い。そうなれば、前者の方法を取るというのは現実的な判断ということになる。
そして情状酌量を主張するならば、命令されてやむなくやったと証言することになる。
さあ河井克行、すべて暴露するがいい。
「自分だってこんなことはやりたくなかった。安倍・菅に命令されてやむなくやった。自分の所属する党の総裁で総理大臣たる安倍とその官房長官の菅の命令には逆らえない。そのために1億5千万もの大金を押しつけられた。そんな大金をくれと言うわけもないし、普通そんな大金を党本部から支給されることはありえない。それでも押しつけられて、どうしようもなかったんだ。」
果たしてそんな証言をするかどうか。
被告人質問はこれから8回もあるそうだから機会は十分にあると言える。さあ、どうなるだろうか。