続々と事実が明るみになってくる。

 中日新聞の記事。署名偽造のためにアルバイトを動員したらしい。以前にも書いた。30万から40万ものインチキ署名を書こうとすれば一人や二人では無理。氏名と住所を一人分書くのに30秒必要とすれば、1時間で120筆。30万集めるには述べ2500時間必要となる。

 一日12時間半を作業の時間に当てても200日かかる。おそらく8時間×30人×10~13日ぐらいでやったのだろう。

 

 

 時給950円だそうだから、人件費だけで950×2500=2,375,000

 それに人員集めの費用、交通費、偽造署名を書かせた会場を用意する費用。アルバイトを監督、管理する者の人件費や交通費。

 400~500万ほどもかかっただろうか?

 こちらは西日本新聞のスクープ。実行場所は佐賀県だったそうだ。佐賀県は物価や賃金水準が低い。950円で人を集めやすかったようだ。

 

 高須がこれらに無関係と主張するなら、いったい誰がカネを用意し、誰が指示命令しこんなことをやらせたのか。自分が責任者として調査し、明らかにすればいい(できるわけないが)。

 

 ツイッターでは、高須が昨年秋ごろに自信満々のようなツイートをしていた件が掘り起こされている。

 

『署名簿がどこにあるのか気になるのでしょうね。 必死に探ってもムダです

 
大爆笑

陽動作戦大成功です。 まもなく僕とともに署名簿が姿をあらわします。 大村愛知県知事ドキドキ

 
鼓動するハート

わはは。』

 

 確かに。誰も佐賀県とは思わないだろう。アルバイトに書かせて数がどんどん増えているのが嬉しくてたまらなかったようである。

 さらに、

 

『凄い勢いで署名簿が積み上がっております。 勝利を確しております。 ありがとうございます。』

 

 昨年10月18日のツイート。凄い勢いとはバイトに書かせていたことだったわけだ。ツイートが後に明らかになった事実と符合する。

 

 「愛国無罪」とは、中国での反日暴動で使われた言葉だった。日本料理店、日本資本のスーパーマーケットが襲撃され、略奪された。

 愛国者としてナルシズムに浸った高須たちは、まさか自分たちのやっていることが犯罪だとは思いもよらなかったのか。

 選挙管理委員会による告発は受理されたそうである。捜査の行方に注目したい。