呪いなんぞ、あるわけがない。
インチキデタラメ招致活動の成れの果てだ。
竹田が「コンサルタント会社」という買収機関に裏金を渡し、買収工作に使わせた疑惑は何ら払拭されていない。無実だ、濡れ衣だというなら、資金はどんな用途で誰にいついくら渡したのか、竹田がきちんと説明すればいいが、そんな話は何年経っても明らかになっていない。買収疑惑が指摘されて、すでに4~5年は経っているか。
「福島原発はアンダーコントロール」、これもひどいウソだったな、安倍。汚染水の処理は目途が立たず、海洋投棄すら囁かれている。
さらに、猪瀬と安倍が招致演説で強調していたのが、「東京は治安がいい、最も安全で安心して開催できる都市」だということ。そして東京に決定するや、安倍が持ち出したのは共謀罪を盛り込んだ組織的犯罪処罰法の改定。安倍が言い出したことが、「この法律がなければ、オリンピックは開催できない」。
招致演説においてあれほど治安の良さをアピールしておきながら、どの口が言うのか。「東京オリンピック、パラリンピック開催にはこのままでは不安がありますので、開催までに新しい法律を制定し、対応します」などといつ言ったのか。
それでもIOCは、安倍に五輪功労章なる勲章を贈った。バッハ、お前も汚れたカネに染まっているのか?
猪瀬が医療法人から大金を受取っていた件、安倍のモリカケや桜を見る会。きっかけはこれだったかもしれない。ウソをつこうが、デタラメやろうが、招致に成功した。手段を選ばないのが勝つ秘訣。ウソをつかねば損、善悪の感覚も麻痺し、汚れたカネにも手が伸びる。
森にしたところで、女性蔑視が批判されても、いったい何が悪いのか本人は理解できぬままだったろう。
呪いというより、報い。因果公報。デタラメインチキの積み重ねは、いつか破綻する。インチキデタラメ積み重ねの成れの果てだ。
コロナ禍は大変だし、一生懸命練習やトレーニングを積重ねて出場を夢見ていた選手たちには気の毒だが、東京なんぞそもそも開催する資格はない。東京オリパラ、中止は間違いない。