テレビなどがほとんど取り上げない、目立たぬニュース。

 

https://www.asahi.com/articles/ASMD275CWMD2UTIL05G.html

 会計検査院は4日、東京五輪パラリンピックの関連事業に対する国の支出が約1兆600億円に達しているとの集計結果を公表した。政府と大会組織委員会が国の予算額などとして公表している約2880億円以外に、約7720億円がすでに使われている計算になる。

 

 来年の五輪・パラリンピックにかかる費用としては、こうした国の支出のほかに、東京都が約1兆4100億円、組織委が約6千億円を支出する予定になっている。今回の検査院の検査結果を加えると3兆円を超えることになる。検査院は国の支出分について今後も調査を続け、来年の大会終了後に結果を報告する方針だ。

 

 安倍政権の長期安定の原因の一つはこういうこと、「予算垂れ流し」。

 垂れて流れてくるカネ、受ける方にはたまりませんな。このカネ、いったい誰のフトコロに入っているのでしょうか。あんな会社、あそこの会社、広告主の〇〇・・・

 テレビで安倍の悪口を憚るようになるわけです。

 

 これ以外にも例えば官房機密費は、86億円余りも使っているらしい。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2020-06-06/2020060614_01_1.html

 年間10億円以上、1日300万円。

 いったい何に使っているのか。安倍応援団のようなチョーチン評論屋どもにも配られていることは間違いない。

 一部の者に甘い汁を吸わせる。残りの者は、その甘い汁を吸う連中の礼賛言葉を真に受ける。あるいは自分のそのオコボレにありつけるかと膝まずく。あるいは、自分に関係ないと投票にも行かない。税金を払っていて、こんなインチキな話に憤らない、その思考が理解できない。

 


 2012年12月に発足した第2次安倍内閣が昨年12月末までに支出した官房機密費は計86億3100万円余となっています。

 官房機密費は、会計検査院に対しても領収書や支払先を明らかにする必要がありません。中でも「政策推進費」と呼ばれるお金は、菅義偉官房長官自身が管理し、菅氏に渡った時点で支出が“完了”したものと扱われます。

 そのため、「政策推進費」の使い道は菅氏や安倍首相官邸の裁量で決まり、領収書も不要。官房機密費の中で最も“ヤミ金”の性格が強いお金です。

 安倍内閣が19年に使った「政策推進費」は11億650万円。7年間で計78億6730万円を使っていました。官房機密費全体の91%が「政策推進費」だったことになります。

 また、19年3月の年度末までに使い切れず国庫に返納した機密費は4万3268円でした。ほとんどを使い切っていました。国庫に返納した機密費は7年度分をすべてあわせても37万円余でしかありません。