菅原を不起訴とした東京痴呆犬札庁の検事正が、この山上である。

 就任会見を開いたのは、つい1週間前である。

 https://www.news24.jp/articles/2020/06/19/07664304.html

 その抱負が、

 「世間の皆様から、なるほどなと思ってもらえるような事件処理をしていきたい」とのことである。

 

 なるほど、なるほど。安倍サマ配下の菅原様におかれましては、香典カニメロンを選挙区有権者に配り回りましたが、選挙違反で起訴はいたしません。日本の法治国家としての体裁矜持枠組み、ガタガタに破壊していきます。それがなるほどか。

 

 ところで、この選挙違反の菅原が謝罪会見を開いたのは今月16日。事件が発覚し、経済産業大臣を辞任したのが昨年10月。

 なぜ8ヶ月も経て突然会見を開いたのか、謝罪しながら議員辞職は否定するという謝罪にもならないものだったが、それはともかくとして、偶然にしては出来過ぎる。

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020061600957&g=pol

 

秘書が選挙区内で香典を配ったなどとされる疑惑で昨年10月に経済産業相を辞任した自民党の菅秀衆院議員は16日、党本部で記者会見し、香典提供など公職選挙法に抵触する事例があったことを認めた。捜査中を理由に詳細な説明は避けたが、議員辞職や離党は否定した。

 

 おそらく東京痴犬と菅原の間で、「記者会見を開け、事実を認めて謝罪しろ、それを理由に不起訴にする」という合意があったのだろう。間に入ったのはヤメ検弁護士か、それとも自民党や官邸が介入したか。

 

 謝ったら許される、法的処罰はない。この国はどこまで堕ちるのだろうか。