https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20200212-00000320-nnn-pol

 

 今月12日、人事院の松尾恵美子は国会において、現東京高検検事長である黒川の定年延長について検察庁法に則る。つまり定年延長は法の定めから逸脱するとの答弁をした。法務大臣森まさ子の見解と相違する解釈を明らかにしたわけである。
 

 それから数日、松尾に対してひどい圧力がかかったのではないか。

 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200220-00000002-jnn-pol

 

 昨日になって、山尾しおり議員からの質問「2月12日の答弁を撤回するのか」と訊かれ、「撤回する」とのこと。

 「うっかり間違えた」そうだ。国会の場で、国家公務員たる官僚が重要な答弁をついうっかり間違えるか。バカバカしい。

 1月22日をもって法的解釈が変更されたもと言っている。わけわからぬ。

 だから言っただろ、現政権をこれ以上のさばらせると、法治国家としての枠組み、民主主義国家としての基本がどんどん崩れていく。

 

 ただし、この松尾、やや気の毒ではある。

 上の映像、2:48からはつくづくウンザリしたという表情を浮かべている。

 

 

 安倍内閣は財務省の職員に公文書を改竄させ自殺に追い込んだ。松尾にも激しい圧力を加えられ、黒のモノを白と言わされたのだろう。

 鹿を連れて来て馬と言わせる。古代中国のバカ話が、まさか21世紀の日本で見られるとは思わなかった。