カルロス・ゴーンのレバノンへの逃亡、アメリカによるイラン・ソレイマニ司令官殺害などのニュースが報じられる中、正月休みをたっぷりと満喫した安倍晋三。

 イラン情勢について、やっとコメントを発した。

 

 https://www.asahi.com/articles/ASN164QRDN16UTFK00F.html

 緊張が高まっている中東地域について「現状を深く憂慮している」と発言。「事態の更なるエスカレーションは避けるべきであり、全ての関係者に緊張緩和のための外交努力を尽くすことを求める」と述べた。

 

 このバカ、一昨日はゴルフに行き、そこで記者団から同件について質問されたが、何も答えられなかった。

 https://www.asahi.com/articles/ASN144TH5N14UTFK00C.html

 安倍晋三首相は4日、米軍がイラン革命防衛隊の司令官を殺害し、緊迫する中東情勢について記者団から問われ、「今月、諸般の情勢が許せば中東を訪問する準備を進めたいと思っている」とだけ述べた。政府は昨年末に自衛隊の中東派遣を閣議決定し、首相は今月中旬にサウジアラビアなどへの訪問を調整中だが、具体的言及を避けた形だ。

 

 官僚の用意したカンペが無いと、答えるのが無理であることはいつもの通り。今日になって、やっとカンペを用意してもらって発言することができたか。

 

 安倍がイランのロウハニ大統領と会談したのは、わずか2週間ほど前。

 https://www.sankei.com/politics/news/191220/plt1912200041-n1.html

 安倍晋三首相は20日、来日したイランのロウハニ大統領と官邸で会談し、核合意をめぐる米国とイランの対立で高まる中東地域の緊張の緩和をめぐって協議した。

 首相は会談の冒頭で「中東地域の緊張緩和、地域の情勢の安定化のためにできる限りの役割を果たしていきたい」と述べた。

 

 「アメリカとイランの橋渡し役」を自称し、上記の通り、「中東地域の緊張緩和、地域情勢の安定化のためにできる限りの役割を果たしていきたい」などと発言していたわけだが、その面子をあっさりトランプに潰されたわけである。

 

 それでもこのバカ、トランプに抗議することもできなければ、中東への自衛隊派遣を取りやめることもしない。

 今日のコメントは「深く憂慮している」とのことだ。

 そんな憂慮される地域に実力行使をしないはずの自衛隊をなぜ送るのか。

 

 自衛隊員の安全なんぞ、二の次三の次で、とにかく自衛隊を海外で活動させたい。憲法を改悪して軍隊化し、戦争したい。

 こいつの頭にはそれしかないのだ。