https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019120402000134.html
内閣府はこれまでの国会答弁などで、紙の文書の招待客名簿は五月九日にシュレッダーで廃棄し、電子データも同時期に消去したと説明してきた。九日は共産党の宮本徹衆院議員が関連資料の提供を要求した当日だった。宮本氏が五月二十一日の衆院財務金融委員会で名簿の有無を聞いた際、内閣府は「既に破棄した」と答弁していた。
内閣府の酒田元洋・大臣官房総務課長は三日の追及本部で、電子データについて「バックアップを最大八週間とっている」と説明。電子データを消去した日時の記録は「何らかの形で調べられると聞いている」と話した。
宮本氏は「バックアップはいつでも復旧できるようにとってある。復元可能な時点でなぜ『破棄したから分からない』(という答弁)だったのか」と、内閣府の対応を批判した。酒田氏は「バックアップが公文書かどうかだ」とし、公文書に該当しなければ、国会答弁は誤りではないとの認識を示した。
狂気に支配された内閣、ここまで来たか。
「バックアップデータは公文書ではない」???
いったいどこをどう捻ってこんな珍論が湧き上がってくるのか。
公文書を電子媒体で保管する、ファイルデータが消滅しないように2重3重にバックアップする。当たり前だ。
「公文書をバックアップデータとして保管する」。バックアップしたデータは公文書そのものではないか。
このバカを通り過ぎた狂気発言をしたのが、内閣府の木っ端役人酒田元洋である。
時系列を整理する。
5月9日 正午頃 共産党宮本徹議員が「桜を見る会」の資料を請求。
同日 午後1時半頃 内閣府職員が同資料をシュレッダーにかける。
同日 電子データも削除した(との説明)。
5月21日 宮本徹議員が衆議院財務金融委員会で名簿の有無を追及。これに対して政府側が「すでに破棄した」と答弁。
5月9日からの削除から8週間、バックアップデータが残るならば、5月21日の時点では残っていたということになる。
5月21日に残っていないとする国会での答弁は虚偽だったということになる。
やり取りは58:08から。
前にも書いた。小学生の頃から厳しい受験勉強を重ね、超一流大学から国家公務員試験を優秀な成績で合格し、国家のエリートになった(はず)。
その成れの果てがこれか。
今年の流行語は、ラグビーワールドカップで言われた「ワン・チーム」だそうだ。
こいつらは、安倍の飼い犬のワンワンたち。「ワンワン・チーム」と名付けるが相当である。