安倍首相におかれましては、山梨県で休暇を満喫され、ご友人たちとのゴルフを楽しまれているようです。
https://jp.reuters.com/article/idJP2019072701001363
安倍晋三首相は27日、山梨県山中湖村のゴルフ場で趣味のゴルフを楽しんだ。24日から同県内の別荘で静養に入っており、ゴルフは25日に続いて2回目。記者団から「参院選の疲れは取れたか」と問われると「はい」と答えた。9月半ばに見込まれる内閣改造の構想は進んでいるかとの質問には答えなかった。
首相は白い帽子をかぶり、ポロシャツとハーフパンツ姿。この日は時折雨が降るあいにくの天候だったが、友人の高橋精一郎元三井住友銀行副頭取や、増岡聡一郎鉄鋼ビルディング専務らと談笑しながらコースを回った。首相は北朝鮮が短距離弾道ミサイルを発射した25日も山梨県内でゴルフをした。
高橋氏、増岡氏と言えば、こんな写真がありましたか。
一昨日(25日)、北朝鮮がまたミサイルを発射しましたが、安全保障上の影響はないそうです。だからゴルフも中止せず、北朝鮮を非難するコメントもない。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190725-OYT1T50158/
安倍首相は25日午前、北朝鮮のミサイル発射について、「我が国の安全保障に影響を与える事態でないことは確認している。今後、米国と緊密に連携する」と述べた。静養先の山梨県富士河口湖町のゴルフ場で、記者団の質問に答えた。
一方で岩屋防衛大臣は、
岩屋防衛相は同日午前、防衛省で記者団に「北朝鮮が何らかの飛翔体を発射した。弾道ミサイルであれば国連決議違反だ。非常に遺憾だ」と語った。
おやおや、内閣で統一できてませんね。
どうしたことでしょうか。
そもそも、北朝鮮によるミサイル発射実験は、「国難」ではなかったのでしょうか?その「国難突破」ために衆議院を解散し総選挙を実施した。
https://www.iza.ne.jp/kiji/politics/photos/170925/plt17092522460065-p1.html
核実験・弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮と少子高齢化対策への対応を挙げ「国難突破解散」と表現した。
一昨年のミサイルは「国難」、一昨日のミサイルは「影響なし」。どこがどう違うのか、さっぱり理解できませんね。
もしかして、元から影響なんぞなかったのか。
影響あるかないかわからないが、一昨年はとりあえず非難の声を上げれば、政権への支持につながると計算した。そういうことか。
ちなみに、アメリカは一昨日のミサイルを問題視していない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000029-jij-n_ame
トランプ米大統領は26日、北朝鮮が短距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を発射したことに関し、「短距離ミサイルであり、多くの国が同様のミサイルを持っている」と述べ、問題視しない姿勢を示した。
ただこれに従っただけというオチ。
思考も論理も原理原則も何もないということでした。