この男に知性を求めるのは無駄とは知っている。痴性しかないのはわかっている。

 しかし、これはあまりにひどい。

 単なる読み間違いで済む話ではない。

 5:30ぐらいから。滑舌や日本語の発音の悪さは相変わらず。例えば「さらに」とは発音できず、「さーに」と発音している。「お健やかで」も発音できない。「おすやで」と発音している。

 

 「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであられますことを願って已みません。」

 おそらく台本にはそのように書いてあったのだろう。

 

 ところがこのバカには、それが読めない、発音できない。

 まず、一度目は「あられます」、二度目は「あらせられます」、そう読んでいる。

 尊敬語としては「あられる」で十分、「あらせられる」などという舌を噛みそうな二重敬語ではないだろう。

 

 とどめが、5:50から。

 「願ってません」。

 

 「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであらせられますことを願ってません」。そのように発音している。

 

 おそらく、「已みません」が読めなくてごまかしたつもりなのだろう。

 「已みません」が読めなくても、文脈からして「やみません」に決まっているだろう。ごまかすなら、せめて「願っております」とすればよかったではないか。

  「天皇皇后両陛下には、末永くお健やかであられますことを願っております。」

 そんな程度の思いつきもできないバカなのか。

 

 これほどの式典である。事前に台本のチェックやリハーサルもしていなかったのか。

 どこまでも愚劣で醜悪な男である。

 また、これをほとんど報じないマスゴミも同レベルである。

 

 世が世なら切腹ものだろう。

 日本の伝統や皇室への敬意を声高に叫ぶ保守派の皆さん、やっぱり沈黙ですか?