韓国を目の仇にすると、本が売れる。テレビに出られる、講演で稼げる。
従軍慰安婦や南京大虐殺の史実を否定しても同じ、中国の悪口、中国脅威論を唱えても同じ。
根拠はいらない、事実の検証も不要、ただ罵詈雑言や自身の思い込みを連ねればそれでよい。
こういう風潮を払拭するためにこのブログを始めたわけだが、なかなか収まらないようである。
本日斬るべきバカは八幡和郎。
この八幡、こんな本を出している。
日韓には、「レーザー照射」なる問題があるそうだ。
初耳ですね。
昨年12月、韓国の軍艦から日本の自衛隊機に対してレーダーが照射された。これに対して、田母神俊雄はツイッターで、
「韓国艦艇は海自の対潜哨戒機だけを狙って電波照射したのではないと思う。周辺にほかの航空機がいればそれらも電波照射を受けている。しかしミサイルが発射されるには艦艇内の複数部署で同時に安全装置を外す必要がある。だから火器管制レーダーの電波照射が即危険だということにはならない。」
としている。
このブログでは、同氏をこき下ろしてきたが、やはり専門分野においてはさすがだと見直すしかない。
軍事・防衛の専門家たる田母神氏は「電波照射」、「火器管制レーダーの電波照射」という用語を使っている。「レーダーの電波照射」を略せば「レーダー照射」とも言えるであろうか。
おい八幡、「レーザー照射」とは何のことだ?
もしかして、「レーダー照射」の勘違いか。レーダーとレーザーの区別もつかないバカがそれをネタにして本を出版するか。自分の無知とバカぶりを出版という形で社会に広めて嬉しいか。
レーダーとレーザーの区別もつかないということは、軍事・防衛に関してまったく知識のないど素人ということ。
それが評論家気取りで本を出し、書店で売られる。日本の劣化、止まらずである。
ちなみに、この八幡、経歴だけは華麗のようである。
東大法学部から旧通産省の官僚となり、官費留学生としてフランス国立行政学院にご留学だとさ。ドブに税金を捨てたようなものだな。
現在は徳島文理大学の教授だそうだ。
明日から恥ずかしくて寝床から出られず引きこもりになるしかないか。果たして、どの面下げて教壇に立つのでしょうか・・・・