皆様、明けましておめでとうございます。
本年も当ブログ、よろしくお願いいたします。
お正月、普段より時間的余裕があるので、北方領土について語ってみましょう。
昨年末、安倍バカがこっそりこんな発言をしている。
https://www.asahi.com/articles/ASLDZ5JM9LDZULFA005.html
『安倍晋三首相は30日に放送されたラジオ日本の番組で、北方領土をめぐる日ロ交渉について「今、残念ながら4島には日本の島民が住んでいない。ロシア人しか住んでいない中で、その帰属を日本に変えることの困難さを(国民に)よく理解していただいているのかなと見ている」と語った。
首相は11月の日ロ首脳会談で、歯舞(はぼまい)、色丹(しこたん)の2島の日本への引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基礎に、平和条約交渉を加速することで合意した。ラジオでは4島返還を求めて合意に反発する世論が大きくなっていないとして、その感想を問われた。』
北方領土には日本人は住んでいない、ロシア人しか住んでいない、取り戻すのは困難なことだ。そんなことはテメエに言われる前に、誰でも知っている。だから今ごろになって返還させるのは無理だと泣き言をほざくのか。
北方領土問題は、戦後、数十年の自民党政権(連立を含む)においても、他党の政権においても、解決できなかったわけだ。
その困難な問題を「解決していく」とオオボラを吹いたのはテメエではないか。
https://www.sankei.com/politics/news/171015/plt1710150056-n1.html
『安倍晋三首相は15日の札幌市内での街頭演説で、ロシアとの北方領土をめぐる交渉の進展に向けた意欲を強調した。「北方領土の返還は私たちの悲願であり、私たちの世代で解決していく決意だ」と述べた。「平和条約を結べば、両国に大きな利益があることを(ロシア側が)理解できるような状況をつくる」とも語った。』
安倍による北方領土問題の解決とは、4島すべてについて領有権を主張しない、すべて放棄することか。
それなら解決は簡単、カンタン。
これまででも、歯舞、色丹の2島ならば解決はできただろう。
日本政府は一貫して、1855年の日露和親条約の史実を根拠に北方領土は日本固有の領土、第2次大戦終結時のソ連による不法占拠は認められないと主張してきたはずだ。
安倍以前、何十人もの自民党総裁の総理大臣が苦労しながらも、放棄できない曲げられないと貫いてきた原理原則を、あっさり曲げてしまうのか。
どこが保守なのか、何が日本を取りモロすだ?