ブログの更新がやや減っております。
仕事がやや忙しいということもあれば、最近はツイッターなどでこのブログと同じような主張が見られるため、「独自の視点から」というのがやや難しくなっております。
「ここに書かなくても」という感じもありますが、ネット上に広がり出した反ネトウヨ系の発言との重複をお断りして記事を書きます。
沖縄辺野古埋め立てに勇気ある反対の声を上げたのがローラである。ホワイトハウスに署名を届けられることから、それを呼びかけたわけだが、それにわけのわからぬ批判の言葉を浴びせたのがネトウヨ系愚論化石井孝明である。
ローラに対して言ったことが、「この人、日本人でなかったら内政干渉騒ぎと普通の国では騒ぎになりますけど」。
何が言いたいのか、ほとんどわからぬ。論理性もなければ批判の体をなさないが、ローラの国籍が石井にとって不明であることから、日本人でないなら内政干渉だと言いたいようである。普通の国ではそれで騒ぎになるそうだ。
そうか、ではケント・ギルバートが日本国憲法を云々するのも内政干渉だな。ネトウヨがチベットやウイグルの問題で中国政府を批判するのも内政干渉だな。それで騒ぎになるのか?
北朝鮮の核武装やミサイル実験には厳しい非難が寄せられた。非難をする側に対して「内政干渉だ」と逆に批判する声は聞いたことがない。
アマゾンの熱帯雨林保護を呼びかける環境活動家も少なくない。それがブラジルに対する内政干渉だというような批判も聞いたことがない。
アメリカが銃規制をしないことは多くの日本人にとって不可解である。「アメリカはなぜ銃規制をしないのか、せめて殺傷能力の高い銃器だけでも規制すべきではないのか」、はい内政干渉で騒ぎになる?
日本の死刑制度には海外から数多くの批判が寄せられている。
それを内政干渉だと騒ぎになった例など聞いたことがない。
和歌山県のイルカ漁は、その地の伝統文化であり、法的にも問題ないものだが、海外から環境保護や動物愛護を自称する者たちがやってきて、嫌がらせまがいの妨害をしていたこともある。
それも「内政干渉」だという批判は聞いたことがない。
おい石井! 普通の国とはどこだ?