体制寄りながら、経済に関しては一家言を持つ日経新聞。
政府統計を巡って、日銀が異議を唱えている事実を報じている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37675170S8A111C1EA1000/
『日銀の不信には一定の根拠がある。例えば厚生労働省が毎月まとめる賃金に関する統計。今年1月に統計手法を変えたところ前年同月比の伸び率が跳ね上がった。これには専門家から異議が噴出。統計委員会でも俎上(そじょう)に載り、この賃金データを基にまとめる内閣府の報酬統計も修正を迫られた。』
賃金統計は、わざと数値がよくなるように統計手法を変えたと指摘された。改竄、ゴマカシが得意の現政権の常套手段。
日銀は中央銀行の機能だけでなく、調査統計機関の役割も担っている。日銀には学者肌の職員が多く、簡単には誤魔化せない。
国家組織のいずれもが、安倍の言いなりというわけでもなさそうだ。
それにしても内閣府が日銀に元データの提供を拒む理由が「業務負担が大きい」ということらしい。
バカバカしい。データなど簡単に移せるではないか。
ゴマカシがバレるからじゃないのか(笑)。