この国、だんだんとデタラメが止まらなくなってきた。
東京五輪、開催経費の膨張が止まらない。
https://www.sankei.com/tokyo2020/news/181004/tko1810040002-n1.html
五輪・パラリンピックをめぐり、会計検査院は4日、平成29年度までの5年間に国が支出した関連経費が約8011億円に上ったと明らかにした。これまで国の負担分は会場整備費を中心に1500億円としていたが、大きく上回った。検査院は30年度以降も多額の支出が見込まれるとしており、大会組織委員会と東京都が見込む事業費計2兆100億円を合わせると、経費の総額は3兆円を超える可能性が出てきた。
そもそも、立候補時点では7300億円としていた。4倍以上の膨張である。国の支出も1500億円のはずが、すでに8千億円を超えた。湯水のごとくとはこのことか。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG17H11_X11C16A2CR0000/
こんなことになっても誰も責任を取らない。誰も責任を取らなくていいから、こんなデタラメが起きる。
こんなにカネかかるなら、招致に賛成しただろうか。
安倍バカは、アメリカとの貿易交渉について、FTAではないと強弁している。国会でそのように言明した。ところが・・・
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO35834130X20C18A9EA2000/
物品貿易協定(TAG)は自由貿易協定(FTA)とは違うのか。26日の日米共同声明には「TAG」と表記された。日本側はFTAとは違うと強調するが、米政府の高官はFTAだと説明している。異なる説明ぶりは両国の立場の違いを浮き彫りにしている。
安倍晋三首相は26日のニューヨークでの記者会見で「まさに物品貿易に関する交渉だ。これまで日本が結んできた包括的なFTAとは全く異なる」と説明した。菅義偉官房長官も27日の記者会見で「TAGは投資、サービスなどのルール分野を含まないもので包括的なFTAとは言わない」とした。
安倍首相は国会で、米国と始めた貿易協議(FFR)は「FTA交渉でなく、予備協議でもない」と述べてきた。米国とのFTAは日本の農産品が不利になりかねず、自民党には来夏の参院選に影響するとの懸念がある。TAGがFTAだと認めると、過去の方針と合わなくなる。
一方、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は関税引き下げや貿易障壁の削減など「早期の成果」を得たうえで、日本とは完全なFTAを目指すと強調した。ロイター通信が報じた。
TAGが交渉対象とする関税は、ほとんどの国がFTAなどの通商交渉で最も重要視する。AP通信など現地メディアはこぞって「free trade agreement」と報道。みずほ総合研究所の菅原淳一主席研究員も「TAGはFTAそのもの」と話す。
政府関係者は「政府内に『FTA』という言葉を使いたくない人がいるから『TAG』という言葉を使った」と打ち明ける。通商担当者は「TAGという文字を初めて見た」と話す。
https://www.jacom.or.jp/nousei/tokusyu/2018/09/180928-36237.php
「日米FTAはやらないと言ったわけでしょ。だから、日米FTAではないと言わないといけないから、稚拙な言葉のごまかしで、これは日米FTAなんです」(テレビ朝日「グッド!モーニング」鈴木宣弘コメント、2018年9月28日)
「日本政府の説明ぶりには国内の専門家からも『TAGこそFTAだ。言葉のごまかしでFTAを回避したという屁理屈は普通の神経なら恥ずかしくて言えないはずだ』(東大大学院の鈴木宣弘教授)とあきれる声が上がった。」(共同通信配信)
FTAは、農産物の輸入拡大を嫌がる農家などから反発が強かった。そこで「FTA交渉はしない」と国会で安倍は言明したわけだ。
ところがアメリカの言いなり、貿易交渉を求めるアメリカを拒否できるわけがない。
そこで、TAGはFTAではないという姑息な言い逃れを弄しているわけだ。
ゴマカシ、デタラメ、マスコミが深く追及しないから、腐敗がどんどん進行している。