『第4回_超党派で「準強姦事件 逮捕状執行停止問題」を検証する会』
高輪警察署の捜査官が捜査し、証拠を収集し、その上で逮捕状を請求し、裁判所は逮捕状を発布した。
当然ながら有罪とすべき証拠や状況が明らかになったからである。そうでなければ逮捕状は請求しないし、発布されない。
ところが、警視庁本部から逮捕にストップがかかった。
なぜストップがかけられたか、未だ納得できる説明はなされない。複数の良識ある国会議員によって厳しい追及が続く。説明が苦しくなったか、答弁役の警察官は仲間を売り始めた。
42分からの説明。
「専門性の高い警察本部が専門性の劣る警察署に対して捜査方針を見直すように指導するのは通常のことだ」そうだ。
怒れよ、高輪署員、捜査の第一線で働く警察官。
お前ら、「専門性が劣る」(42:12)と、はっきりと言われているぞ。
事件現場では地べたを這いずり回って証拠を探し、犯人を追って靴の底が擦り減るほど歩き回って状況を分析し、聞き込みをして回る。そんな捜査官よりも、本部で個室をあてがわれソファでふんぞり返ったエリートさんの方が専門性が高いそうだ。
そんな捜査官たちが証拠を収集し聞き込みをし、状況を分析して「逮捕すべし」とした結論よりも、何の証拠も見ずに「逮捕止め」とした中村の指示の方が絶対に正しいそうだ。だから頭ごなしに指図を出すそうだ。
さらに追及され、言ったことが、「本部の捜査一課にプロがいる」(46:40)「そのプロの人たちから刑事部長に・・・・」(46:50)。
「本部捜査一課の性犯罪捜査のプロの人たちが・・・・」(47:52) 身内の組織の者に向って、何が「プロの人たち」だ?
まるで高輪署の捜査官は「プロではない」みたいな言い方だな。
「専門性が劣る」だの、「プロでない」だの、こういう発言は仲間を売っているようなものではないか。
怒れよ、高輪署員。まるでお前ら、「プロでない」みたいな言い方されているぞ。「専門性が劣る」と言明されているぞ。
反乱起こせよ、「自分たちは適正に捜査した。逮捕中止こそ不当な命令だった」。ぶち上げてみろよ。
情けない。国家の劣化もここまで来たか。