先の都議選で自民党が大敗し、大躍進を遂げたのが「都民ファーストの会」だが、こんな奴が党代表とは、本当にウンザリさせられる。

 

 今月1日に、リテラが取り上げていた。

http://lite-ra.com/2017/07/post-3286.html

『野田氏はもともと保守党時代の小池氏の秘書から都議になった人物だが、小池氏が都知事選に出馬した際、選対本部の責任者に抜擢され、小池都知事が都民ファーストの代表に就任するまで、同会の代表を務めていた。この経歴からもわかるように、野田氏は小池氏の側近中の側近で、今回の都議選の都民ファーストの公認候補の選定もほとんどこの野田氏が仕切っていたという。事実、5月頃には「オレが都議選候補者の公認権を持っている」と豪語していることを週刊誌に報じられている。』

『また、当時から評論家を名乗って、「WiLL」(ワック)や「SAPIO」(小学館)、「正論」などの極右雑誌に寄稿していたが、そのなかには、戦前や戦中日本の軍国主義をもろに賛美するものもあった。さらに、12年には、現行の日本国憲法を無効とし、戦前の「大日本帝国憲法」の復活を求める時代錯誤の請願を紹介議員として提出、「国民主権という傲慢な思想を直ちに放棄すべき」と主張した。』

 

 こ奴、民主主義も基本的人権も否定し、軍国主義を礼賛する思想の持主らしい。

 このインタビュー、冒頭からその辺りを何度も質問されるが、ノーコメントを繰り返し、ついにその請願した思想を否定はしなかった。

 ようするに、まだそんな思想にかぶれている。そんなことが明らかになれば今後の選挙で不利になる。不利になるとは思っているが、その理想は捨てられない。

 本当は民主主義など不要、基本的人権など不要、軍国主義支持。それが本音というわけだ。

 

 日本の政治、よりによってなぜこんな奴ばっかり政治力を得るのだろうか。