今年3月の記事において、森友学園の小学校は認可されない、籠池は刑事訴追される、森友学園は経営破綻するとの見通しを書きました。

 

http://ameblo.jp/mononofu2014/day-20170307.html

 

 凡そ、その通りの経過になっている。

 さて、加計学園獣医学部だが、森友と同じような構図が指摘されている。

 

https://dot.asahi.com/wa/2017070300077.html?page=1

 

 『「今治加計獣医学部問題を考える会」の村上治氏は言う。
「大学病院の建設費用の相場は、坪単価87万円。加計学園の獣医学部はそれに比べて7割以上高い。しかも、市は補助金の決定通知を3月末に出しているのに、最近になってようやく建設費用の根拠を計算し始めました。普通ではありえません」 』

 

 工事費用が坪単価約150万円だそうだ。

 工事費用の一定割合を補助金として公費で負担するのも同じ。

 

 工事業者の入札すら行われていないらしい。

『 加計学園に交付された補助金の要綱には『原則として競争入札』と書かれています。ところが、市に入札が実施されたのかをたずねても、明確な回答はありません。入札がなかったために、高額な建設費用になった可能性があります」 』

 

 こんな杜撰極まりない公費の支出があり得るか(森友以外)。どこかのおエライ方から、鶴の一声かけられて、弱小地方自治体があっさり応じたか。

 不利な条件でも、国から今後大きな見返りがあると思ったか。

 

 さらに、この獣医学部には教員が集まらない可能性も十分にある。

 新設において、獣医師会の反発を無視し、「四国に1校ならばという同意があった」という大嘘までつかれた。

 獣医師会側の怒りは深刻なものがある。獣医師会と獣医学会は双子のようなもの。

 

 この状況で獣医学部の教授や准教授を引き受けようとする獣医学者、獣医師がどれほどいるのか。

 

 仮に教員が集まらず、来年4月の開校が不可能となった場合、加計学園と今治市が負う損失と非難は計り知れないものになるだろう。

 そうなる蓋然性は極めて高い。

 

 寄らば大樹の陰とばかりに権力に阿り、それをかさに着て好き勝手してきた連中。報いが来るぞ。

 現に籠池夫妻には大き過ぎるほどの報いが来ている。