世間では都議会議員選挙の結果でもちきりなので、こちらではもう一つの選挙結果を取り上げましょう。

 

 このブログで何度か取り上げた、デマとヘイトをまき散らす最低最悪のどチンピラコラムニスト勝谷誠彦が兵庫県知事選挙で落選しました。

 

 当選したのは現職の井戸敏三知事。71歳という高齢やこれで5選目という変わり映えのなさはともかくとして、勝谷が知事になるという悪夢のような結果だけは避けられました。

 

 この井戸知事、東大法学部から自治省、そして天下りのように兵庫県副知事から県知事になり、このままいけば20年間知事を務めることになるわけですが、その前の貝原氏も同じような経歴で15年間務め、さらにその前の坂井氏も同じような経歴で16年間務めるという、お決まりのパターンとなっています。

 兵庫県では東大法学部、中央官庁出身の天下り知事がこれで50年以上続くという驚くような事実があります。

 

 このマンネリズムに飽きた選挙民の受け皿になろうと勝谷が立候補したわけです。こんな奴が64万票、井戸知事の2/3もの得票を集めたのはそのせいでもあろうと思われるわけですが、それでも64万人ものバカが兵庫県にいたとはやや驚きです。

 64万票は入り過ぎ、それでも最悪の事態は避けられた。

 まずはよかったというべきか。