27分30秒からのやり取り。

 もはや漫才の域です。

 ボケ役は、もちろん財務省理財局長 佐川宣寿。

 自分の前任者の名前を知らない、確認しないとわからいなどあり得るか。

 疑惑が起きた平成27年から28年の理財局長の名前を質問されて、シドロモドロの挙句、何度も何度も知らぬふりをする。

 挙句、福島議員から「なんでそんな演技するのですか」とツッコミを入れられる。

 演技をしようと芝居をしようとボケをかまそうと、結局迫田の名前は出さざるをえない。

 これでは、とにかく迫田の名前を出したくない、何が何でも答えたくないというのが見え見えのバレバレではないか。

 「本当はその名前、やばいんです。」ということを強調したいがためにそんな演技をしたか。

 以下、映像です。文字起こしをしてくれているありがたい人がいるので、コピペしておきます。

 

 

 福島: 「この鑑定をやったときの理財局長というのはどなたでしょうか」

 佐川 : 「たいへん恐縮ですが、鑑定というのは、いつの鑑定でしょうか?」

 福島:  「貸付の時の鑑定」

 佐川:  「え~と何年か前になりますが、ちょっと調べさせてもらいます」

 福島 : 「この国会で、委員会で、ずっと問題になっている8億円のための土砂の搬入、土砂の除去のために必要だという積算、このような異例中の異例というようなやり方でやっている時の理財局長、それはどなたでしょうか?大丈夫ですか?答弁できますか?」

 佐川:  「えーと…今ちょっと手元に資料ございませんが、えーと、昨十年度が…28年の夏から始まってございますが、始まってございますので、あ、27年…えーと、そうすると…すみません…その前の27年の…すみません…ちょっと3年? 27年から28年? ちょっと、すみません。大至急、調べさせてもらいます、えへ、すみません」 福島 「時計止めてください」

 

 議事中断

 

福島: 「平成27年から28年の理財局長ですよ」
佐川: 「平成2じゅう~え~…8年からのスタートですか、そうすっと、…え~…すいません、ま、その前の、え~27年…ちょっ、すいません、3年、まえ…?」
福島: 「27年から28年」
佐川: 「27年の、まず…ちょっ大至急、今調べてまいります、すいません」
佐川: 「え~27…ぜ、え、前任者でごさいますが前々任者ということであれば、えっっと~中原という局長…」
福島: 「違う違う、前任者。前任者」
佐川: 「あっ…ぜん…」
福島: 「なんでそんなとぼけるんですか。前任者ですよ」
佐川: (目が泳ぎまくる)
福島: 「27年から28年だから前任者ですよ」
佐川: 「………え~とす、すいません………すいません、あの、昨年、さく、恐縮でございますが、昨年の夏からが私でございます」
福島: 「その前」
佐川: 「でその前の27年の夏から28年の夏という意味で言えば、え迫田局長でございます」
福島: 「なんでそんな、演技をするんですか。今日参考人招致をしてるんですよ」
(与党からのヤジ)
福島: 「なんでみなさんはそんな役所を庇うんですか。」
(与党からのヤジ)
福島: 「前任者の名前も分からない。しかもですね、今日参考人として招致をしていて、与党のみなさんが来るのを断ってるんですよ。それは、そのときの理財局長だから呼んでるのに、知らないとか通告がないとか、あり得ないじゃないですか。」