このバカに対する批判・非難は世界中から向けられている。

 このブログでは、なるべく世間一般とは違った視点から批判していきたいと思うものだが、それはかなり難しい。むしろ海外メディアの批判を参考にしていることをお断りしてバカ斬りします。

 

 まず、7か国からの入国禁止。まったく意味はない。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170201-38823936-bbc-int&pos=2

 こちらの記事にあるように、イラン、イラク、リビア、ソマリア、スーダン、シリア、イエメンの7カ国からの入国者によるテロや大量虐殺などは発生していない。

『 近年の米国内で起きた重大な無差別大量殺人事件の犯人はいずれも、入国制限対象の7カ国の市民ではなかった。一部の例を挙げると――。
・フォートローダデール空港乱射(2017年1月)――米国市民
・フロリダ州オーランドのナイトクラブ乱射事件(2016年6月)――アフガニスタン人の両親をもつ米国市民
・カリフォルニア州サンバーナディーノ乱射事件(2015年12月)――パキスタン人の両親をもつ米国市民とパキスタン市民
・テネシー州チャタヌーガ乱射事件(2015年7月)――クウェート生まれの米国市民
・サウスカロライナ州チャールストン教会乱射事件(2015年6月)――米国市民
・ボストン・マラソン爆破事件(2013年4月)――チェチェン系の兄弟。兄はロシアとキルギス国籍で米国永住権を所持。弟は米国市民権を得ていた。 』

 

 『米シンクタンク「ケイトー研究所」の調査は、米国内で米国人が外国人によるテロ攻撃で殺害される可能性よりも、テロではない殺人事件で殺される可能性の方が253倍高いと指摘している。』

 

 7カ国からの入国を禁止するよりも、公約違反でかまわない、銃規制をする方がよほど治安改善に効果があるだろう。

 ただの人種差別、根拠なき国籍差別である。

 

 ウソつきもひどい。某国の首相といい勝負!?

 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170126-00185002-newsweek-int&pos=1

『就任式の参加者数は過去最大だ!
就任式翌日の21日、ショーン・スパイサー大統領報道官は初めて開催したホワイトハウスでの記者会見でメディアへの敵対姿勢をむき出しにした。そして、就任式の参加者は推定25万人で、8年前のバラク・オバマ就任時の推定180万人と比べてかなり少なかったと報じられたことに対しても、激しい調子でこう発言したのだ。
「就任式の観客数は過去最大だった。文句なしに。現場でも、世界中でもだ」
「就任への熱意を弱めようとするのは恥ずべき行為で、間違っている」
同日の約2時間前、米中央情報局(CIA)本部を訪れていたトランプ自身も、観客数を少なく報じたとしてメディアを非難。「私が演説をした。この目で見た。私には100万人か、150万人くらいに見えた」と発言している。

左が2017年1月20日のトランプ就任時のナショナルモール、右が2009年1月20日のオバマ就任時のナショナルモール 』

 

 右の8年前の写真。群衆の列が写真に写らない部分にまで続いているので、完全な比較は困難ですが、写真に写っている部分だけでも、左は右の2割から3割というところでしょう。

 すぐにばれるウソ、何をムキになって言うのか。

 

 次は経済をテーマに取り上げます。