先に取り上げた百田尚樹によるヘイトデマ発言であるが、これを厳しく批判したのが、ジャーナリストの津田大介氏。
「この人この種の発言懲りずに何度も繰り返してるし、単にツイッターの利用規約違反なので、ツイッター社はしかるべき警告を発した上でそれでもやめないようなら、この人のアカウントを停止すればいいんじゃないかな」とツイッターに投稿した。
これについて、愚劣の極み・便所の落書き以下の紙切れこと産経新聞が、相も変らぬ愚劣の極み詭弁を弄している。
http://www.sankei.com/affairs/news/161127/afr1611270003-n1.html
『 飲み会に参加していた女性を集団で乱暴したとして、強姦(ごうかん)致傷容疑で千葉大医学部の学生が逮捕された事件で、作家の百田尚樹氏(60)がツイッターに行った投稿がきっかけで波紋を呼んでいる。
百田氏は24日未明にツイッターに投稿した。
内容は、「千葉大医学部の学生の『集団レイプ事件』の犯人たちの名前を、県警が公表せず」と前置きし、「犯人の学生たちは大物政治家の息子か、警察幹部の息子か、などと言われているが、私は在日外国人たちではないかという気がする。いずれにしても、凄腕の週刊誌記者たちなら、実名を暴くに違いないと思う」とツイートした。
これに対し、かみついたのがジャーナリストの津田大介氏(43)。
津田氏は25日、「この人この種の発言懲りずに何度も繰り返してるし、単にツイッターの利用規約違反なので、ツイッター社はしかるべき警告を発した上でそれでもやめないようなら、この人のアカウントを停止すればいいんじゃないかな」とツイッターに投稿した。
百田氏は25日、これに反論。「千葉大の集団レイプの犯人が公表されない理由について、『犯人が在日外国人だからではないか』とつぶやいたら、多くの人から『ヘイトスピーチ』『差別主義者』と言われた。私は犯人が公表されない理由の一つを推論したにすぎない。しかも民族も特定していない。こんな言論さえヘイトスピーチなのか」と投稿した。
ネット上では議論が沸騰。「警察が名前を隠すとこういうことになる」とか「言論弾圧だ」と書き込みが相次いだ。
また元検事の男性が「犯人が公表されない理由について述べたものではなく、犯人を何の根拠もなく在日外国人であると臆測した文章だ」とツイートし、百田氏のツイートがヘイトスピーチなのか否か議論が続いている。』
何が「議論が続いている」だ?
百田のヘイト発言に賛同し、実は自社(を含めた全マスコミ)、あるいはこの国の警察組織が貶められていることを見過ごすのか(それとも頭が悪く、気づかないだけか)。
百田のツイートは、犯人の名前が発表されない理由について、「犯人が在日外国人ならば警察は氏名を公表しない、あるいはマスコミはその警察の方針に追従し、氏名を報道しない」と言っているに等しい。
産経、反論しないのか。「産経新聞社は犯人が在日外国人であっても、必ず氏名を報道します。犯人の国籍も報道します。警察にも永年取材をしてきましたが、犯人が在日外国人であるために、氏名発表を控えるなどという対応はされたことはありません。」
従軍慰安婦関連や竹島関連の話なら、必死になって反論をするのに、ヘイトがらみになるとたとえ自社が貶められても、決して反論しない。
百田の発言は、マスコミだけでなく国家体制の一翼を担う警察組織まで貶める国辱発言である。反論しないなんて、まさに「国辱新聞」ですね。
愚劣の極み、頭脳腐敗新聞らしい反応ではある。