父親の次のバカ斬りがその息子になったのはただの偶然です。
 懲りないバカ、竹田恒泰が小金井ライブハウスでの刺傷事件でまた狂ったツイートをしたらしい。

 『小金井ライブハウス殺人未遂事件で逮捕された人物は「自称・岩埼友宏容疑者」と報道されている。自称ということは本名でないということ。なぜ本名で報道しない?ここが日本のメディアのおかしいところ。臆する必要はない。本名で報道すべき。これは私の憶測だが、容疑者は日本国籍ではないと思われる。』

 すでに炎上状態で各方面から批判されているので、このブログで改めて取り上げるほどのこともないかと思えたのですが、一応取り上げておきます。

 言うまでもなく、「自称」とは犯人がそう名乗っているがまだ身分証などで確認が取れていない。ひょっとして犯人が別人の名前を騙っていつかもしれない。そういう可能性を配慮して「自称」としているに過ぎない。
 いったい日本のマスコミが何に「臆する」ことがあるのか。

 この10年ほどネット上で流布されたヘイトデマそのもの。
 問題はこんな発言をする者の書いた本が書店で売られ、テレビに出演してギャラを受取り、評論家を気取れる、この社会の在り方である。

 差別主義者は反社会的勢力そのもの。
 暴力団と同様に社会から外していかねばならない。
 暴力団と関わる者、暴力団に利益を提供する者は社会における居場所を失い、会社であれば倒産するしかなくなる。
 仮に暴力団の組長が自伝的エッセイを出したとしたらどうなるか。自分たちの不法行為をすべて棚に上げ、「ヤクザこそ、男のナントカ」「自分たちは弱気を助け強きを挫いてきた」などと好き勝手な内容だったとする。そんな本は書店に置かれず、そんな本を出した出版社は社会的信用を失い、取引先などの事業基盤を失う。
 
 同じように対処すればよい。竹田をテレビの番組に出演させれば、その番組、さらにはその放送局のすべての番組にスポンサーがつかない。すでにいるスポンサーは離れる。スポンサーが離れなければその企業が消費者の不買運動に遭う。その企業は取引企業から相手にされなくなる。
 出版社も同様、こんな奴の本など書店が取り扱わないだけでなく、その出版社の書籍すべて書店から排除される。
 
 この社会をそういう方向に向けなくてはならない。

 現在、愛媛県松山市で包丁を持った40代の男が女性を人質に立てこもるという事件が発生している。
 犯人の名前などはまだ報道されていない。当たり前の話だが、犯人の名前や事件の詳細についてまだ確認ができていないためである。
 竹田の狂気にかかれば、こういう産経の報道も「犯人が日本国籍でないため」ということになるのであろうか。

『包丁男が女性人質に立てこもり 松山のマンション
愛媛県警によると、松山市内のマンションで24日から、包丁を持った40代の男が女性を人質に立てこもり、県警の捜査員らが女性を解放するよう説得を続けている。
 県警によると、女性は20代で男の元交際相手との情報もある。同日に行方不明の届けが出ており、県警が捜索していたという。
 現場はJR松山駅の北西約1・3キロの住宅街。 産経新聞5月25日0時53分配信 』