ショーン・Kこと川上伸一郎は学歴詐称がバレて、ほとんどすべての仕事を失ったようである。当然と言えば当然。
苦労して学位や資格を取得した側からすれば、こんなことは絶対に許されることではなく、バレれば相応の責任を取らされるのが当然である。
川上は自身のラジオ番組で涙声で謝罪声明を発表したようである。「泣き言」、「お涙頂戴」とはこのことか、バカバカしい。
詐称したのは自分自身だ。責任が自らにかかってくるのは当たり前。
世の中には、理不尽な事件に巻き込まれたり、冤罪で人生を大きく狂わせる不幸な人も少なくない。
川上なんて不運でも不幸でもなく自業自得。お涙頂戴の泣き言声明ではなく、せめてきちんと声を出せよ。
一方、「剣道二段」という資格を詐称していたのに、なんの咎めを受けず社会的制裁も受けず何事もなかったかのようにしている者もいる。
千葉県知事森田健作である。
剣道の段位は全日本剣道連盟が認定する。段位を受けるには、連盟の審査、試験を受けて合格し、登録の手続きを済ませるが必要である。
段位詐称がバレて口にした森田の言い訳がすごい。
「10代の頃、剣道を習った師匠から、2段の腕があると認められた」というもの。
だいたい、その師匠とやらがどこの誰かも不明。森田はその師匠の名前を出すこともできない。これで二段が通るなら、言いたい放題ではないか。
「俺は将棋五段。知り合いの将棋通にそれぐらいの実力があると言われた」。
「誰それに言われた」で段位は取り放題である。バカバカしい。
この事実が明らかになったのは2009年。ところが森田は知事を辞任することもなく、次の選挙にも当選し、今も知事の職にある。
こんな奴によくぞ投票するバカがいるものですね。
また、森田は自民党支部長でありながら、千葉県知事選挙では「完全無所属」を標榜して当選している。
川上の本音は、「なぜオレばかりが・・・」ということであろうか。森田のようなイカサマが世の中で放置されているのだから、納得いかないということかもしれない。