学歴、経歴、資格詐称はみっともないですね。
 うっかりミスで、自身のHPに虚偽の学歴が載るわけがないだろ。
 詐称もみっともなければ、言い訳も見苦しい。
 さらにこ奴、ショーン・ナントカ川上などという名前を使っていたが、本名は川上伸一郎らしい。川上伸一郎ではダメだったのだろうか?
 という件については、多くの人々に指摘され批判されているので、このブログでは少し違う視点でバカ斬りとします。


『ショーン・マクアードル川上氏が疑惑受け活動自粛
日刊スポーツ 3月15日(火)23時16分配信

ツイートシェアするショーン・マクアードル川上氏が疑惑受け活動自粛
15年8月、イベントで商品をPRするショーン・マクアードル川上氏
 フジテレビ系で4月4日から始まる新番組「ユアタイム」のメーンキャスターを務める予定だったショーン・マクアードル川上氏(47)が15日、明日16日発売の週刊文春が経歴・学歴詐称疑惑を報じることを受け、謝罪し、活動を自粛すると発表した。

 川上氏は、公式サイトで、以下のように謝罪した。

 「2016年3月24日発売の週刊文春に『ショーンKの嘘』という記事が掲載されています。この記事を拝読された方には、ご心配をおかけしていると思います。この場を借りておわび申し上げます。これまで私は、経営コンサルタントとして活動している上で、特に自分の学歴について影響がなかったため、正式に公開することはしてきませんでした。しかし、この記事で、私のホームページ上の『英文』履歴書末尾に一定期間記載されていた内容に間違いがあり(責任の一端は私にあるのですが)本情報が各方面に引用されることで各関係者様に大変な誤解とご迷惑をおかけしておりました。(中略)これらの責任を重く受け止め、今後の活動は以下の番組を含め自粛したい旨、お伝えしております」

 そして、自身の経歴を詳細に説明した。

 「私は、テンプル大学ジャパンに入学後まもなく、外部の人間にもオープンな大学講義を聴講するなど海外を遊学後、大学には戻りませんでした。本格的な就職先としては日本のコンサルティング会社に入り、業務を行っていました。経営大学院についても学生、一般社会人にも公開されているセミナーを聴講した程度ですので、学士を含め学位、また修了書が発行される類のプログラムへの参加は一切ございません。自分で独立してコンサルティング業務を行うようになったのは、1995年頃です。私が主宰するブラッドストーン・マネジメント・イニシアティブ・リミテッドは2002年に設立ですが、その前からコンサルタント業務を行い、いわゆる法人成りしています」

 そして文春の報道のきっかけが、会社のホームページの記載が暫定版だったため誤りがあったことだとし、それを放置していたと弁明した。

 「今回文春の記事の発端になったのは、会社のホームページの記載です。これについては、コンサルタント業務では、ホームページから顧客が集まるということがほとんどないので、急ごしらえのβ版のまま、長い期間、誤りが存在するまま放置されてしまいました。この放置の責任は、私にあり、このような記事が掲載される端緒を作ってしまいました。皆様にご心配をおかけして大変申し訳ありません」

 一方で、コンサルタント業務をしていなかったとした、文春報道は否定した。また、米国で納税していないとした報道も、日本で納税しているためとして、否定した。

 「ただ、文春の記事のなかで、私がコンサルタント業務を行っていないかのような記載は誤りです。アメリカで納税申告をしていないことについても、日本でコンサルタント業務を行っていることから日本で納税しているからに過ぎません。また、クライアントについても、コンサルタント業務は、直接契約ではなく、下請的に分野を限定して行うことがあるので、直接契約のご認識がないだけです」

 最後に「関係各位、皆様には大変なご心配とご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません」と謝罪した。(コメントは原文のまま)』


 数年前のことである。仕事の関係先から書類がFAXで送られてきた。その後、送信元の会社の社員から電話がかかってきた。「先ほど、FAXで書類をお送りしましたが、拝見していただけたでしょうか。」
 心優しく親切な私は、彼に諭してあげた。
 「君、拝見とはどんな字を書くか知っているか?拝んで見ると書くのだよ。君は今、私に向かって『自分が送った書類、拝んで見たか』と訊いているわけだ。わかっているか?」

 まさか、経営コンサルタント(本当かどうか怪しいが)でテレビのコメンテーターともあろう者が、常識を知らないどこかの会社の若造社員と同じ間違いをするとは思わなかった。
 「拝見」や「拝読」の使い方ぐらい、子どもでもわかるだろう。

 川上は、「週刊文春の記事を拝んで読んだ方々にお詫びします」と発表しているわけだ。
 こんな程度の国語力、常識で、よくぞこれまで生きて来れましたね。よくぞ経営コンサルタントが務まってきましたね(ウソかもしれないが)。
 改めて、このバカに、「拝読とは拝み読むという意味だ。自分より目上の人、尊敬する人の著書や論文、そういう人から受け取った書類や手紙を自分が読む場合に使うんだよ。気をつけなさい」と子どもに言うように教えてあげたい。

 経営コンサルタントの業務は色々あるが、中には社員研修ということもある。新入社員などを集めてビジネスマナーや敬語の使い方、立ち居振る舞いなどを研修する。
 これではこいつが講師やコンサルタントではなくて、講習を受ける側の新入社員並み、いやそれ以下ではないか。

 こんなバカを使ったテレビ局、程度の低さに気付かなかったのでしょうか。
 バカな大衆相手のコメンテーターとしては、ちょうどよかったのでしょうか。