http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000538-san-pol

 今日は自民党ではなく「日本のこころを大切にする党」という珍妙な名前の党からバカの登場です。
 その名は中野正志。

『歯に衣(きぬ)着せぬ発言で知られる「日本のこころを大切にする党」の中野正志幹事長が24日の記者会見で、安全保障関連法の廃止法案を提出した民主、共産、維新、社民、生活の野党5党を批判した。「中国が南シナ海を軍事基地化し、北朝鮮がミサイル発射という形の悪行をしでかした後になぜ廃棄法案が出されるのか」と強調。「なぜ(5党は)中国や北朝鮮の代弁をしなければいけないのか。喜ぶのはどこの国なのか」とも続けた。

 中野氏は特に民主党について「中国や北朝鮮にもっともっと厳しいことを与党などとともに言わなければならないのが野党第一党だ。残念無念。『どこの国の人なの?』とあえて言いたい」と語気を強めた。』 産経新聞 2月24日(水)17時35分配信

 こんな妄言を無批判に垂れ流すだけでなく、「歯に衣着せぬ」などと持ち上げる産経のネトウヨぶりは相変わらずだが、こんなネトウヨバカが「日本のこころを大切にする」と称して国会議員をやっていられるとは情けない限りである。

 安保関連法(戦争法)については、
 「中国や北朝鮮が軍事的脅威ならば、個別的自衛権で対応することになる。集団的自衛権で対応するわけではない」
 「アメリカの戦争に巻き込まれ、軍事攻撃やテロの標的になるだけ」
 「そもそも憲法違反」
 こんな批判がヤマほどあるが、そんな面倒くさい議論は、こ奴の粗悪な頭では無理なのである。
 「反対する奴は日本人にあらず」
 「どこの国の人なのか」
 物を考えることを放棄したネトウヨバカとしかいいようがない。

 「日本のこころ」については、当の産経が解党あるいは存続の危機について報じたことがある。
 http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/160222/plt16022209310003-n1.html

 早くなくなればよい。この発言は、末期症状による錯乱、断末魔の叫びのようなものか。

 ところで産経ちゃん、一つ褒めてあげよう。
 「歯に衣着せぬ」、たまに衣を「ころも」と読むバカがいる。産経ちゃん、きちんと「きぬ」と読めてるじゃないですか、よかったね。
 しかも産経の読者層に合わせて「きぬ」とふりがなまでつけてあげて、なんて親切なんでしょう。
 ちょっとは辞書を引いてお勉強できるようになったのかな。よかったね。